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|サイト名 = Littlewitch OFFICIAL WEB SITE
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'''Littlewitch'''(リトルウィッチ)は、株式会社モノクローマの[[アダルトゲーム]]ブランド。[[2001年]][[2月]]に[[大槍葦人]]によって立ち上げられた。[[原画]]担当でもある大槍葦人が中心となってアダルトゲームやその関連グッズの制作を行なっている。氏独特の絵柄に惹かれた固定ファンも多い。略称は'''LW'''、'''リトウチ'''、'''小魔女'''など。なお、『LittleWitch』や『Little witch』は誤記である
 
== 沿革 ==
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=== フローティングフレームディレクター(FFD)システム ===
同社の[[登録商標]]。その名の通り、浮き上がるように[[コンピュータグラフィックス|CG]]や吹き出しが現れるLittlewitch独自のシステムである。ただし、正確にはFFDとはCGや吹き出しなどの各要素の動きを個別に管理・実行させるためのシステムを指し、前述のような演出方法のみを指す名称ではない点には注意すべきである。以下の記述では便宜的に、管理システムを'''FFDシステム'''、演出方法を'''FFD'''とする。
 
FFDは[[漫画]]のように多種多様な吹き出しやエフェクト、さらにCGまでもが画面内に現れては消え、動き回る演出により従来の[[アドベンチャーゲーム]]を越えた多彩な表現を可能としている。同社のサイトでは「『動く漫画』と評される」とある。紙芝居的、という言い方も出来るかもしれない。このFFDと併せて、洗練されたユーザーインターフェースなどシステム面での評価は高い。その一方でFFDにかかるコストとして、シナリオの中では特別重要でないイベントも含めてほぼ全ての場面に専用のCGを用意する必要があり、そのため一般的なアドベンチャーゲームに比べて非常に大量の原画が必要になる点などがある。このためストーリー自体が短くなる傾向があるのではないかという指摘がある。
 
『[[少女魔法学リトルウィッチロマネスク]]』以降の作品([[ファンディスク]]を除く)のアドベンチャーパートでは一部のイベントを除き、それまでの作品のように吹き出しや絵が大きく動き回ることは少なく、立ち絵に吹き出しや会話ウィンドウを合わせることで原画枚数を抑えている。その代替として、キャラクターの感情表現や場面演出などは立ち絵などを小さく動かすことよって表現している(キャラクターがうなずく時は上下に一度揺らす、等)。原画枚数の抑制より作品の尺は長くなったものの、Littlewitchにおける象徴的な演出方法であるだけにファンの間では賛否が分かれている。
ただし、FFDシステムを使っていないわけではなく、タイトル画面やコンフィグ画面、効果演出などで変わらず使用されており、Littlewitchにおける根幹的システムであることに変わりはない。