「ネイピア ライオン」の版間の差分

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形状は、[[直列4気筒]]を3列の扇形に配置した[[W型エンジン|W型]]で、12気筒である。[[DOHC|2本のオーバーヘッドカムシャフト]]による1シリンダあたり4弁形式、[[アルミニウム]][[合金]]から加工された一体型[[シリンダーヘッド]]などの進んだ技術を採用していた。
 
1917年に開発され、試作されたプロトタイプは[[デ・ハビランド・エアクラフト|デ・ハビランド]]DH 9に搭載されたが、冷却やシリンダヘッドの加工精度の問題があった。分割型のシリンダに戻され、その年の中頃から生産が始められた。初期のLion Iは25,000 [[立方メートル#分量・倍量単位|cc]]の排気量で450 [[馬力|hp]](英国馬力)を発生した。これは[[アメリカ合衆国|アメリカ]]のリバティ L-12エンジンの400 hpをしのぎ、当時最強のエンジンであった。
 
ネイピア社は商業的に成功し、エンジン専門メーカーとなった。ライオンは160種類におよぶ[[航空機]]に採用された。
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