「死神 (タロット)」の版間の差分

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蒼海牧菜 (会話 | 投稿記録)
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[[画像:RWS-13-Death.jpg|thumb|160px|ウェイト版タロットの死神]]
'''死神'''(しにがみ、''Death'')は、[[タロット]]の[[大アルカナ]]に属するカードの1枚。事象のみを指して'''死'''(し)と呼ばれる場合もある。大アルカナの22枚のカードの中でも、直接的に「[[死]]」を取り扱い、また連想させるカードであることから伝統的に「不吉」とされ、[[マルセイユ版タロット]]を始め「死」を意味する単語を記載せず無記名とする場合がある<ref>古来より([[ヨーロッパ]]などでは特に[[14世紀]]以降)、「死」を指す言葉や文字といったものは、それ自体が「不吉」とされ、口に出して呼んだり、文字にして書き起こすこと自体が忌み嫌われた。これらの風潮はカードであるタロットの「死」にも適用され、その為に「死」の名前欄が設けられていないとする説が、最も有力なものとされている。</ref><ref>近代以降のカード解釈のみに注視するなら「最も不吉なカード」とされるのは、逆位置解釈として「死後の再生」という明るい解釈がある「死神」よりも、正逆両位置に「破滅」という暗い解釈がなされる「[[塔 (タロット)|塔]]」とするのが一般的である([[塔 (タロット)|塔]]の項も参照)。</ref>。
 
なお、カード番号は「[[13]]」で、この数字は[[キリスト教]]の影響から特に[[西洋]]で不吉な数字とされている。