「モスラ (1996年の映画)」の版間の差分

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東宝怪獣映画の生みの親[[田中友幸]]相談役は[[環境問題]]をテーマにモスラを復活させようと試みて、映画『[[ゴジラvsモスラ]]』で一応の完成を見たが、前年に[[ゴジラ|ゴジラシリーズ]]を終えた機会に新たに復活させた。好評を受けてシリーズは以後3年間製作公開される事となった。なお、[[1961年]]に公開された映画『[[モスラ]]』と異なり、いわゆる[[怪獣映画]]的な要素を排除したジュブナイル映画、そしてファミリー映画として製作される。また脚本の[[末谷真澄]]により、この映画は[[1987年]]に起きた「[[知床 (世界遺産)|知床]][[国有林]]伐採問題」を元にしたと思われ、「普通の市民が[[環境破壊]]に荷担」していたり、「環境保護を訴えるマスコミが[[エゴイスト]]」であったりと、社会性の強いテーマを持った作品として完成させた。また政治家や軍隊、科学者に変わり、家族を助けるために市井の市民が活躍するファミリー映画としては[[2006年]]公開の『[[小さき勇者たち〜ガメラ〜]]』や『[[グエムル-漢江の怪物-]]』より10年早く完成させていた。
 
なお、当初はモル役に[[宝生舞]]、ロラ役に[[小林恵]]が予定され、製作発表でもそのメンバーが集結していたが、宝生が病気のため宝生が降板。モル役に小林、ロラ役に[[山口紗弥加]]がキャスティングされることになった。
 
== ストーリー ==