「アンリ・トマジ」の版間の差分

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作品は交響曲、劇場音楽、歌曲など100曲を超える。特に、管楽器を用いた作品は、この分野の重要なレパートリーとして、演奏頻度の多いものがいくつかある。
 
*典礼ファンファーレ ''Fanfares liturgiques''(1947)
:*トマジ自身による歌劇「ドン・ファン・ド・マニャラ ''Don Juan de Mañara''」の音楽を元にしている。金管楽器と打楽器による合奏曲。金管合奏のレパートリーとして、演奏頻度が高い。
*木管5重奏曲 ''Quintette à vent''(1952)
:*スケルツォ楽章は、前記「典礼ファンファーレ」の一部分と同じ音楽進行となっている。
*コルシカの主題による変奏曲 ''Variations sur un thème corse''(1938)
:*木管5重奏の編成。
*春 ''Printemps''(1963)
:*木管5重奏にアルトサクソフォンが加わった、6重奏編成。
*トランペット協奏曲 ''Concerto pour trompette et orchestre''(1949)
:*トランペット協奏曲の重要なレパートリーの一つ。各種コンクールの課題曲としてしばしば演奏される他、CD録音も多い。
*ホルン協奏曲 ''Concerto pour cor et orchestre''(1955)
:*当時[[パリ音楽院管弦楽団]]首席[[ホルン]]奏者であった[[ルシアン・テーヴェ]]のために作曲された難曲。演奏される頻度は非常に少なく、CDもほとんど録音されていない。[[フランス]]で活躍する[[ホルン]]奏者[[根本雄伯]]の[[十八番]]。
*第三世界のための交響曲 ''Symphonie du tiers monde''(1968)
:*ベルリオーズの思い出に捧げられており、「幻想交響曲」の主題が暗示される箇所がある。オンドマルトノや多数の打楽器を含む、大編成の管弦楽のための作品。
*12のコルシカの歌 ''12 Chants populaires de l'île de Corse'' (1971)
:*無伴奏女声合唱のための曲。
 
==特徴==