「マイク・マーシュ」の版間の差分

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Loveless (会話 | 投稿記録)
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1992年は彼にとって大きな転機となる年であった。4月にロサンゼルス市ウォルナットで行われた大会の100mでは、向かい風0.6m/sの中9秒93を記録した。これは風速・高度を補正した上での世界最高記録(当時)であった<ref>[http://myweb.lmu.edu/jmureika/track/wind/index.html 100m Wind/Altitude Correction]</ref>。
 
勢いそのままに臨んだバルセロナオリンピックの200m準決勝では、圧倒的なリードを奪い、フィニッシュ前の約10mをゆっくりと流してゴールした。この時のタイムは当時の世界記録(19秒72)にわずか0秒01と迫る19秒73の五輪新記録(当時)で、観客を大いに驚かせた。この前年までのマーシュの200mの記録は20秒35であり、実に0秒62も短縮した。
 
決勝では世界新記録が期待されたが、残念ながら世界記録更新はならなかった(20秒01)。しかし、自身初の金メダルを獲得した。4×100mリレーでは第1走を務め、37秒40の世界新記録(当時)を樹立。