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'''女警部ジュリー・レスコー'''('''JULIE LESCAUT''')は、[[フランス]]で製作されている長寿ドラマ。1992年から2008年にかけて78話が制作・放送されている。日本ではスカパー!やケーブルテレビに番組を供給している[[ミステリチャンネル]]で放映されている。
 
 
==あらすじ==
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脚本はマリー・ギルミノ(Marie Guilmineau)
77話からレスコーがクレリエール署からパリ中心部の警察署に異動となる。
 
 
=== 主要人物 ===
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*[[ヴェロニック・ジュネスト]](Véronique Genest)が演じる。
*赤毛に青い瞳の美女。夫ポールと離婚後に二人の娘(サラとバブー)を引き取って三人で暮らしている。女性でありながら誰もが認める敏腕の警部(もしくは警視)であり、クレリエール署(Commissariat des Clairières)の署長も勤めている。前夫とは離婚後も子育ての良きパートナーであり、彼が再婚するまでは「まだ愛し合っている」と言い切るなど恋人気分だった。後にピエールという恋人ができて同居、さらに事件を通して知り合った孤児の少年パヴェルを養子として引き取る。事件だけでなく部下のプライベートな悩みや思春期を迎えた娘たちに戸惑うこともしばしば。女性ならではの包容力で部下たちに慕われる一方で、不当な権力を振るう者には断固とした態度を取り、決して自分の意志を曲げたりしない。
 
 
'''ジュスタン・ウンゲマ(Justin N'Guma)'''
*ムス・ディウフ(Mouss Diouf)が演じる。
*コートジボール系フランス人の黒人刑事。ジュリーがクレリエール署にやってきた時からの部下で、彼女からも絶大な信頼を寄せられている。当初は痩せていたが次第に体格がよくなっていき、贅肉をつかんで「これは筋肉だ!」という台詞を入れられるほど。性格はクールで刑事としても優秀だが、家族や恋人のことが絡むと我を失うことがある。不良少年を更生させるための活動に熱心で、ジムに集めスポーツを通して親交を深めている。56話にて事件解決後に警部に昇進する。
 
 
'''ダヴィッド・カプラン(David Kaplan)'''
*ルノー・マルクス(Renaud Marx)が演じる。
*17話からトレモア刑事の後任として出演。その苗字からユダヤ系と分かる。当初こそ「きまじめ」というあだ名をつけられていたものの、すぐにクレリエール署に馴染みウンゲマと共にジュリーを支える。女性にかなりもてるが、あまりいい思いをしたことがなく、本人曰く「自分にはまともな女が寄り付かない」とのこと。私生活では離婚経験者で前妻との間に子供がいるなどジュリーと共通する部分があり、前夫と良好関係を保っている彼女を羨ましがる場面も。ちなみに息子のジェロームは彼を悩ませる存在として度々出演している。両親と距離を置く一方、妹のラシェル(Rachelle)とは仲が良い。
 
 
'''ヴァンサン・モタ(Vincent Motta)'''
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*ジェニフェール・ロレ(Jennifer Lauret)が演じる。
*ジュリーの長女。時に羽目を外すこともあるが、大抵のことはそつなくこなし、頭もいい。母親が警察であることが原因で同級生にからからかわれたり教師に目の敵にされることを嫌がっているが、本当は誰よりも母親の身を案じている。学生時代は同級生のフランクという青年と付き合っていたが、後に母と同じ警察官の恋人(ラファエル)ができる。
 
 
'''バブー(Babou)'''
*ジョゼフィーヌ・セール(Joséphine Serre)が演じる。
*ジュリーの次女。バブーとは愛称で、本名はエリザベート(Élisabeth)。父親のポールを恋しがっており、彼が外国に出張したり女性と一緒にいる度に駄々をこねていた。サラと比べると学校の成績は教科によってムラがあったり、ボーイフレンドができても長続きしなかったりと少し不器用な印象がある。しかし母を思う気持ちは姉同様に強く、ジュリーが職務中に危険な目に合う度に仕事を変えて欲しいと苦言している。
 
 
'''ピエール・ヴェルドン(Pierre Verdon)'''
*フワンソワ・デュノワイエ(François Dunoyer)が演じる。
*ジュリーの恋人。49話でジュリーが身柄を拘束した少年の弁護士として初登場する。当初からジュリーと惹かれあい、サラとバブーにも比較的好意的に受け入れられる。前妻との間にできた息子のロマンと共にジュリーたちと同居する。共に姓は変えていないが、パヴェルを養子にしたことを考えるとジュリーと結婚した可能性もある。
 
 
'''パヴェル(Pavel)'''
*ロイック・ナイエ(Loic Nayet)が演じる。
*ジュリーとピエールが引き取った養子。64話で初登場。両親を目の前で殺されたショックで言葉を失い、事件を担当したジュリーに保護される。事件が解決してジュリーの家族の一員となってからは次第に明るさを取り戻す。丁度娘たちが手を離れたこともあってか、ジュリーにはかなり可愛がられている。
 
 
'''ロマン(Romain)'''
*ニコラ・セリエ(Nicolas Scellier)が演じる。
*ピエールの一人息子。父と共にジュリーたちと同居する。登場当初は悪仲間とパトカーにいたずらをしたり、ドラッグを買ってバブーに内緒で飲ませたりと両親を悩ませるトラブルメーカー。繊細で優しい一面はあるものの、周りに甘えてばかりだった。しかしパヴェルという義弟ができたことで年長者としての自覚が出てきたのか、精神的な成長を少しずつ見せ始めている。
 
 
'''ポール・レスコー(Paul Lescaut)'''
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*ジェローム・アンジェ(Jérôme Anger )が演じる。
*1話から16話までジュリーの部下として出演。女性関係にだらしがなく、容疑者の女性と関係を持ったり現場に遅刻するなどジュリーを怒らせることが度々だった。最後には過去に同僚で恋人だった女性が原因で刑事として許されない過ちを犯し、クレリエール署を去ることになる。
 
 
'''レヴェイユ(Leveil)'''
*ジャン・ポール・ルーヴ(Jean-Paul Rouve)が演じる。
*金髪碧眼のハンサムな制服警官。35話まで出演。クリエール署の事務・パトロールなどのチーフを務めていたが、後に南仏へと異動する。既婚者でありながら美しく優秀なジュリーに憧れを抱いており、幾つもの花束を内緒で彼女に贈ったことがあった。
 
 
'''ゾラ・ザウィーダ(Zora Zaouida)'''
*サミア・サッシ(Samia Sassi)が演じる。
*28話で初登場。アラブ系の美しい女性。気が強く怒りっぽい性格。クレリエール署に来たばかりの頃はカプランに夢中だったが、後にモタと恋人同士に。結局彼との関係は破局に終わるが、友人としての関係は取り戻す。普段はモタと共に署内での情報収集に当たっている。55話にて苗字がザウィーダと判明。
 
 
'''エルー(Héroux)'''
*ピエール・コニョン(Pierre Cognon)が演じる。
*クレリエール署勤務の巡査。当初は他人に対して無理解な発言を繰り返すなど狭隘な精神の持ち主だったが、シリーズを追うごとに人間的に成長していく。
 
 
'''クリステル(Christelle)'''
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*パトリック・ロカ(Patrick Rocca)が演じる。
*ジュリーの直属の上司。登場する度に事件の真相を深く探ろうとするジュリーと早期解決を迫る検事の板ばさみになるが、ジュリーの優秀さを知っているため、結局彼女の味方をすることが多い。意外にも女性関係にだらしない面があり、それが原因で殺人の疑いをかけられクレリエール署の牢に入る羽目になったことがある。長年連れ添っている妻には全く頭が上がらない。
 
 
'''ヴェリエ検事'''