「縦と横」の版間の差分

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[[画像:H-black.png|150px|right|thumb|筆画の「よこ」]]
 
'''縦'''(たて)は主に[[垂直]]や前後の方向を、'''横'''(よこ)は主に[[水平]]や左右の方向を指す語である。
 
縦と横は[[対義語]]である。
== 概要 ==
*[[]]は、垂直(上下)、前後、南北の方向を指す。横は、水平、左右、東西の方向を指す。縦と横は[[対義語]]である。[[筆画]]には「たて」「よこ」という基本筆画が存在の方向を指
*[[横]]は、水平、左右、[[東]][[西]]の方向を指す。
このほか、見立てられるものについては、縦と横を用いる。たとえば立体や平面の一番長い方向を縦、そのほかの辺などに沿った方向を横という。社会的な関係で、上下の構造を「縦の関係」、同じ立場や地位の関係を「横の関係」という。[[織物]]においては、上下の方向の糸を縦糸(経糸)、左右の方向の糸を横糸(緯糸)という。さらに方角においては[[南]][[北]]を[[縦]]、[[東]][[西]]を[[横]]で表す。
;地図
 
[[緯度]]を縦とし[[経度]]を横としている。詳しくは[[非ユークリッド幾何学]]にて記述。
また、側面や脇のこと、無関係な方向などを横ということもある。ものを寝かせた状態にすることを「横にする」などと表現することがある。
;見立て
 
また立体や平面の一番長い方向を縦そのほかの辺などに沿った方向を横という。側面や脇のこと、無関係な方向などを横ということもある。ものを寝かせた状態にすることを「横にする」などと表現することがある。
さらに、[[2次元]]は縦(または[[高さ]])と横(または[[幅]])の二つの[[座標]]を[[次元]]としており基本的に縦をy軸、横をx軸で表す。また、これに[[前後]](または[[奥行き]])を加えた物が[[3次元]]である。
;文化
[[筆画]]には「たて」「よこ」という基本筆画が存在する。
;産業
[[織物]]においては、上下の方向の糸を縦糸(経糸)、左右の方向の糸を横糸(緯糸)という。その他の建設や工業においても、縦方向の部材を縦地(たてじ・たての布地の地)横方向の部材を(横布・よこの布地の布)といい、縦を「地」といい、横を「布」ともいう。
;社会通念・社会学
社会的な関係で、上下の構造を「縦の関係」、同じ立場や地位の関係を「横の関係」という。
 
== 基準 ==
[[地球]]上においては、[[重力]]の働く方向を縦とし、直行する方向を横としている。また、地球を[[球]]と見立てた時に、[[中心]]から伸びる[[放射]]状の全ての[[径]]の方向が縦であり、球の[[円周]]の[[接線]]を横としている。基準となるものがないときは、人の体の頭から足を結ぶ方向を縦とし、その軸線と直交する方向を横という。また[[円盤]]状の[[銀河]]においては、その円盤が[[回転]]する方向の[[面]]を横とし、その面と直交する方向を縦としている。
 
== ユークリッド幾何学 ==
[[ユークリッド幾何学]]において、[[垂直]]・[[水平]]ともいう。
 
さらに平面の位置を表す時は、[[2次元]]座標ともいい、縦(または[[高さ]])と横(または[[幅]])の二つの[[座標]]を[[次元]]としており基本的に縦をy軸、横をx軸で表す。また立体の位置を表す時はこれ[[3次元座標]]ともいい、[[2次元座標]]に[[前後]](または[[奥行き]])を加えた物が[[3次元]]である。
 
== 非ユークリッド幾何学 ==
 
== 関連項目 ==
* [[上下]]
* [[左右]]
* [[垂直]]/[[水平]]
* [[前後]]
* [[幅]]