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[[Image:Eos Memnon Louvre G115.jpg|thumb|right|200px|メムノーンを抱き上げるエーオースを描いた[[アッティカ]]の赤像式杯。紀元前490年-480年頃([[ルーヴル美術館]]蔵)]]
'''メムノーン'''('''メムノン'''、[[ギリシャ語]]:'''{{lang|el|Μέμνων}}''', ''Memnôn'')は、[[ギリシア神話]]に登場する人物で、[[エーオース]]と[[ティートーノス]]の子[[エーマティオーン]]と兄弟。エティオピアの王。このエティオピアは、現在の[[エチオピア]]とする説と、現在の[[イスラエル]]、[[ヨルダン]]、[[エジプト]]の一部を含み、[[ヤッファ]]を都とした[[フェニキア]]の王国とする説<ref name=Conon>[[サモスのコノン]] "Narr. 40"</ref>がある。
 
==トロイア戦争==
[[トロイア戦争]]で、メムノーンはエティオピア軍を率いて、[[イリオス|トロイア]]の援軍にやって来る。戦闘で[[アンティロコス]]を殺すが、復讐に燃える[[アキレウス]]によって殺される。
 
このメムノーンの死は、[[パトロクロス]]を殺したことでアキレウスに復讐され殺されたトロイア王子[[ヘクトル]]の話と似ている。
 
死後、[[ゼウス]]はーオースの涙に心動かされ、メムノーンに不死性を与える。
 
メムノーンの物語は失われた[[叙事詩]]『[[アイティオピス]]』に描かれていた。それを基にした[[スミュルナのコイントス]]の『トロイア戦記』にもメムノーンの死は描かれている。