「ポリフォニー」の版間の差分

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'''ポリフォニー'''とは、複数の異なる動きの声部が協和しあって進行する[[音楽]]のこと。
音楽史上では[[中世西洋音楽]]期~[[ルネサンス (音楽)|ルネサンス]]期にかけてもっとも盛んに行われた。
 
通常は、それぞれの声部が独立した古典派以降の「[[ホモフォニー]]」の対義語として用いるが、
いくつもの声部から成り立つ「[[モノフォニー]]」に対して使われることもある。
 
[[ポリフォニー]]は「[[ホモフォニー]]」のように主旋律・伴奏といった区切りがなく、
どの声部もほぼ同等の比重で絡み合う。
ポリフォニーでもハーモニーは生まれえるが、[[ポリフォニー]]は各声部の流れに重点をおいているので、
その結果従属的に生まれたものといえる。
 
ただし、1つのメロディ(またはパート)を複数で奏する場合に生じる自然な「ずれ」は例外とされ、
これは「[[ヘテロフォニー]]」とよばれる。
 
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たとえ複数の声部であってもリズムが別の動きでなければ
ポリフォニーとは呼ばないとすることが多く、この意味で、「[[対位法]]」と重複する部分をもつ。
上で述べた「[[ホモフォニー]]」の対義語とするというのは、この狭義の意味のときである。
 
[[Category:音楽|ほりふおにい]]