「人工生命」の版間の差分

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また、経済学や社会学に関するエージェントについても、[[創発]]的特性に基づくものを総称して「人工生命」と呼ぶことがある。これら「人工生命」の共通点は、個体群による繰り返しの考え方である。つまり、エージェントが世代を重ね、[[突然変異]]などによって時と共により良く適合するようになっていく。
 
[[ライフゲーム]]が良く知られてるが、更には突然変異による進化説的なアプローチから、他の生命から生まれた生命が他の生命を捕食したり依存して繁栄するかどうかを観察できるソフトウェアも存在する。
進化学者の[[トム・レイ]]は、[[Tierra (コンピュータプログラム)|Tierra]]という遺伝子の突然変異をシミュレートしたソフトを開発し、人工生命研究の先駆けとなった。
 
個体の一生は僅か数秒から数分といった過酷な進化過程を経て、種族として生き延びる物や、強靭で長命な個体の誕生まで、様々な淘汰に拠る変化で多彩な生物層を形成する場合がある。