「雪渡り」の版間の差分

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この物語の主人公は四郎少年である。四郎は、悪評高い狐の団子を味わってみて、はじめて紺三郎の主張の正しさを知ったのである。新たな仮説を分析し、実験して確かめてみるか、旧来の説をとるかというテーマが、狐の団子を食べるか否かという物語に集約されている。 また、12歳以上お断りの幻燈会は、狐や人間の大人たちがいかにだらしないかという内容となっている。 
 
{{独自研究|section=1}}{{要出典範囲|「堅雪かんこ」の歌は岩手県に伝わる古いわらべ歌であり、替え歌のバリエーションのやり取りによって物語が進行している。 賢治はこの替え歌の応酬によって、狐と人という異文化の交流を表現しようとしたと考えられる。狐に対する古い偏見を払拭するために、子狐の紺三郎が人間の子供たちを啓蒙しようとする姿がおもしろい。}}
 
== 関連項目 ==