「第85回東京箱根間往復大学駅伝競走」の版間の差分

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Belle Equipe (会話 | 投稿記録)
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===復路===
山下り6区では早稲田の加藤創大が3キロ過ぎで東洋を逆転するものの、加藤がレース途中で腹痛を起こし精彩を欠いた結果、互いに追いついては抜き返す展開が続き、5度の首位交代が行なわれた。最後は早稲田が抜け出し東洋と18秒差で襷をつないだ。逆転はされたものの、「9区突入までは1分以内の遅れは許容範囲」と考えていた東洋大監督代行・佐藤尚としては御の字な結果となった。なお、区間賞は東文化大学・佐藤匠が獲得し、9位から6位に浮上した。
 
7区では序盤、早稲田が東洋との差を1分近くまで広げたが後半に失速。前半抑え目に入った東洋大学・飛坂篤が区間賞を獲得し、12秒にまで迫る展開で8区平塚中継所に飛び込んだ。
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10区では、鶴見中継所で1分26秒差をつけられた早稲田が東洋との差を詰める走りを見せ、20キロ過ぎで1分以内の差まで追い上げたが届かず、東洋大学が67回目の挑戦で初の総合優勝を飾った。2位でゴールした早稲田との差は41秒だった。3位には日本体育大学、以下大東文化大学、中央学院大学と続いた。
 
予選会選出からは4位の日本体育大学が総合3位に、予選10位の大東文化大学が総合4位に、予選9位の明治大学が総合8位に入り、それぞれシード権を獲得した。また、関東学連選抜が、10区佐野(麗澤大学)の区間2位の快走などで終盤に追い上げを見せ総合9位に入り、2年連続で10位以内の成績を収めた。往路6位の国士舘は34秒差で総合11位となりシード権を逃した。東京農業大学は、9区終了時点で8位、10区で一旦7位集団に入ったものの、最終盤で失速、ゴールまで残り約2kmの地点で11位に転落し、最終的に12位でレースを終えシード権を逃した。一昨年優勝校、前回大会での棄権のため今回は予選会からの出場となった順天堂大は19位に終わり、2年連続でシード権獲得を逃した。シード校各校のうち、前年優勝校の駒澤大学は13位となり13年ぶりにシード権を逃す結果となった。前年8位の帝京大学は、4区終了時には一旦5位まで順位を上げ、8区終了時まではシード圏内順位だったものの、9区と10区で失速、最終的に20位に終わりシード権を逃したほか、前年5位の亜細亜大学は、最高で13位、最終的に16位と、1度もシード権内に入ることなくシード権を逃した。
 
== 成績 ==