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'''高田 宏治'''(たかだ こうじ、[[1934年]][[4月7日]] - )は、[[日本]][[脚本家]]。本名は同字で「ひろはる」。[[東映]][[時代劇]]・[[ヤクザ映画]]の傑作を数多く手がけた。「柳生武芸帳」シリーズ、「シルクハットの大親分」シリーズ、「まむしの兄弟」シリーズ、「仁義なき戦い 完結篇」、「日本の首領」シリーズ、「極道の妻たち」シリーズなど。
 
==略歴==
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*[[1960年]] [[山城新伍]]主演の人気シリーズ「白馬童子」の一編「南蛮寺の決斗」(監督:仲木睦)で脚本家デビュー。
*[[1961年]] [[近衛十四郎]]主演「柳生武芸帳」シリーズがスタート。東映時代劇衰退の中で、数少ないヒットシリーズとなる。
*[[1964年]]ごろ [[岡田茂]]に企画を批判され、東映を干される。[[テレビドラマ]]の脚本を多数手がける。
*[[1969年]] 当時全盛だった、東映任侠映画のノウハウを得ようとした[[大映]]に招かれ、[[安田公義]]監督「博徒一代 血祭り不動」を執筆。[[市川雷蔵 (8代目)|市川雷蔵]]の遺作となった。大映では他に、[[大楠道代|安田道代]]主演の「関東おんな」シリーズも執筆。
*[[1970年]] [[富司純子|藤純子]]主演「[[緋牡丹博徒]]」シリーズのスピンオフ、[[鈴木則文]]監督「シルクハットの大親分」シリーズ(主演:[[若山富三郎]])を執筆。喜劇性を強調した、異色の任侠映画となる。
*[[1971年]] 中島貞夫監督「[[まむしの兄弟]]」シリーズがスタート。こちらも喜劇性が極めて強いヤクザ映画となり、任侠映画が行き詰まりにあった東映に新風を吹き込む。主演の[[菅原文太]]にも新境地となり、実録路線への道を切り拓いた。