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Antush (会話 | 投稿記録)
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'''市場占有率'''(しじょうせんゆうりつ)とは、ある特定の[[市場]]全体の中で、ある[[企業]]の[[商品]]や[[サービス]]が一定の範囲(地域や期間など)内において、どれくらいの割合を占めているかを示す比率のことである。'''市場シェア'''、'''マーケットシェア'''([[英語|英]]: Market share)単に'''シェア'''など他に幾つかの呼称があるが、日本国内においては市場シェアとい呼称が広く用いられている
 
== 概要 ==
一般的に市場占有率という場合、ある国、または特定の市場世界で販売されているある商品の一年間の売上高や生産台数うち、一企業単独の売上高や生産台数が占める割合を示す。例えばある市場全体の総売上高が100億円、そ比率を指中の一社の売上高が20億円だとれば、その企業の市場占有率は20%が多うことになる
* 例: 2004年の[[日本]]国内での[[ビール]]売上高に占める[[麒麟麦酒|キリン]]の比率や、2005年の全世界の自動車売上高に占める[[トヨタ自動車]]の比率など
 
市場占有率を求める場合の市場には厳密な定義はなく、単位(売上高、販売台数など)、期間(1年間、通算など)、地域(国内、海外など)、商品やサービスの区分は、市場占有率を求める目的によって定義される。
市場占有率を高めることによって業界の優位にたてると考えた企業の中には、利益を度外視してでもまずは市場占有率を高め、その後に利益を得ようと、画策・割引販売などを実行するところもある。
 
例えば以下のような市場占有率がありえる。
また、市場占有率は販売額等の金額で算出されるケースがほとんどだが、例えば[[携帯電話]]の契約者数に占める各企業の割合のように、ほかの指標でもって占有率を計ることもある。
* 例: 2004年の[[日本]]国内での[[ビール]]売上高に占める[[麒麟麦酒|キリン]]の比率や、2005年の全世界の自動車ビール売上高に占める[[トヨタ自動車]]の比率など
* 2005年の全世界の自動車生産台数に占める[[トヨタ自動車]]の生産台数の比率
* 2008年の日本国内における[[携帯電話]]新規契約者数に占める[[ソフトバンク]]の新規契約者数の比率
* 2009年4月時点の日本国内の携帯電話契約者数に占める[[NTTドコモ]]の契約者数の比率
下二つは、日本国内の携帯電話産業という点では共通だが、期間(1年間と通算)や対象(新規契約者数と契約者数)は異なるので、得られる市場占有率も異なるものになる可能性がある。
 
== 市場占有率の位置づけ ==
== 効果 ==
市場占有率を高めることによって業界の優位にたてると考えた企業の中には、利益を度外視してでもまずは市場占有率を高め、その後に利益を得ようと、画策・割引販売などを実行するところもある。
市場占有率を上げることによって得られる効果には、次のようなものがある。
* [[市場]]に対する影響力(発言力)の拡大