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{{Otheruses|音楽のチョーキング|材料劣化のチョーキング現象|チョーキング (材料)}}
[[画像:Bend guitar.jpg|チョーキング|thumb]]
'''チョーキング'''('''bending''')とは
英語だと思われがちだが
古くからアメリカの黒人[[ブルース]]ミュージシャン達([[B.B.キング]]など)や、白人[[カントリー]]ミュージシャン達が使っていたテクニックである。それ以前より
チョーキングで音程を上げた状態において、[[ビブラート]]をかけることを'''チョーキングビブラート'''という。
同様の技法は
==奏法==
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===チョーキング===
====1音チョーキング====
通常のチョーキング。人差し指の付け根の間接を支点にした[[てこの原理]]を移用して1音分(長2度)音程を上げる。楽譜では[C]で表示される。</br>チョーキング後にピッキング・ハーモニクスやタッチ・ハーモニクスを行うなど、広く応用のきく奏法でもある。
====半音チョーキング====
半音分(短2度)音程を上げる奏法。楽譜では[H.C]で表示される。
====1音半チョーキング====
1音半分(短3度)音程を上げる奏法。楽譜では[1H.C]で表示される。
====2音チョーキング====
2音分(長3度)音程を上げる奏法。楽譜では[2C]で表示される。</br>これの他に2音半(完全4度)[2H.C]、3音(増4度)[3C]音程を上げるものもある。
====クウォーター・チョーキング====
半音に満たない程度の音程を上げる奏法。楽譜では[Q.C]で表示される。</br>必ずしもクウォーター(1/4)の音程である必要は無い。
===ダブル・チョーキング===
====ダブル・ベンド====
2本以上の弦を同時に音程を上げる奏法、上げる音程が指定されることもある。</br>この奏法のことをダブル・チョーキングと呼ぶこともある。
====ハーモナイズド・チョーキング====
音程を上げる弦と上げない弦を同時に発音し、和音を作る奏法。</br>楽譜に表示される記号は無いが、この奏法だとわかるように示されている。
====ユニゾン・チョーキング====
音程を上げる弦と上げない弦を同時に発音し、2つの音を同じ音程にする奏法。</br>ハーモナイズド・チョーキングと同じく、楽譜に表示される記号は無いが、この奏法だとわかるように示されている。
===チョーク・アップ===
チョーキングした状態で音を出す奏法。音程を上げる過程の音は入れない。</br>楽譜では[U][H.U][1H.U][2U]で表示され、それぞれ1音、半音、1音半、2音を示す。
===チョーク・ダウン===
チョーキングした音を元の戻し、音程を下げる奏法。</br>楽譜では[D]で表示され、下げる音程は指定されない。
===ポルタメント・チョーキング===
ゆっくりと音程を上げるチョーキング。楽譜では[Port.○○]で表示される。
===ヴィブラート===
チョーキングとチョーク・ダウンを繰り返し音を揺らす奏法、エレキギターにおいて一般的なヴィブラートの方法である
====チョーキング・ヴィブラート====
チョーキングした状態でヴィブラート行う奏法。
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