「AMD模型」の版間の差分

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一つの[[核子]]をガウス波束で表現し、AMD波動関数をこの[[スレーター行列式]]として定義する。この波動関数を直接[[変分原理]]にかけてエネルギーを極小化させるのではなく、先に[[パリティ射影]]を行うことが特徴である。これによって、[[平均場近似]]では得られない[[クラスター構造]]を表現し易くなる。[[有効相互作用]]と[[核子]]の自由度から[[クラスター構造]]を表現できることから、この[[AMD模型]]は「微視的クラスター模型」と考えることができる。現在では、変分前に[[角運動量射影]]を行うことによって基底状態のみならず、励起状態の記述にも成功を収めている。また、生成座標法([[GCM]])の[[基底]]としてもこの模型が用いられており、「微視的核構造理論」の一端を担っている。
 
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