「岩崎昶」の版間の差分

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◆大映画人である根岸寛一を敬愛した事は尋常でなく没後に伝記を書いているが、満映で同じ釜の飯を食った[[マキノ満男]]については肌合いがあわなかったのか大著「映画史」([[東洋経済新報社]])ではそっけない。根岸を「生涯において肩書きを持たなかった男」としているが岩崎自身もこの評に当てはまる面がある。
 
[[1988年]]、映画『[[AKIRA]]』を監督した[[大友克洋]]は製作費10億円の映画を監督するにはキャリアが足りないのではという質問に「岩崎昶と[[セルゲイ・エイゼンシュテイン]]は読みましたから」と答えている。70年代の必読書(岩波新書の『映画の理論』など)が顧みられず感覚派の映画批評が世間で幅を利かせる風潮へのアイロニーである。
 
== 著書(共著を含む) ==