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== 歴史 ==
2本の棒につかまって歩くものがある一方、竹の枝(先端部の[[箒]]状になっている葉の部分)に跨り、これを馬に見立てて引きずる遊びも古く中国より竹馬と呼ばれた(→[[桓温]])が、こちらは専用の道具などが作られ「お馬さんごっこ」などに収斂され、さらには[[乗馬]]が非日常的な行為になるに従って、後者は竹馬のイメージから外れていった。高足(たかあし)、高脚(同)ともいって、江戸時代後半にいまでいう、前者の竹馬が定着したといわれている。<ref>『日本国語大辞典 第二版』(小学館、2001年)の「たけうま」の項目</ref>
 
前者の意味の竹馬は、不安定な2本の立てた棒につかまって歩く遊びで、[[三半規管|平衡感覚]]と腕や足の運動により倒れないようにして移動するものである<ref>このような遊び方は江戸時代後期より見られる、比較的新しい遊び方と紹介する文献として、[[佐藤亮一]]監修『方言の読本』124頁(小学館、1991年)</ref>。似たようなバランスをとって乗る遊びは世界各地に見られ、英語では ''Stilts'' と呼ばれる木の棒で作られたもの([[#その他の形態|後述]])もみられるが、こちらは遊び以外にも一種の[[芸能|芸]]としても披露される。また日本の竹馬の沿革も、[[田楽|田楽舞]]に求める見解もある<ref>竹馬の別称として方言などに見られる「タカアシ」「サギアシ」に似た名称を持つ、竹馬に類似した田楽舞の道具の一つが存在することより。佐藤亮一監修『方言の読本』124頁(小学館、1991年)</ref>。
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==諸外国では==
海外では、欧米でも(英語:[[:en:Stilts|Stilts]]、スティルツ)、中国でも(中国語{{zh-t|[[:zh:踩高蹺|踩高蹺]]}}、シュワツァイガオャオ Caigaoqiao )、お祭りのときなどに、高くした足を体全体に着けた派手な衣装で覆い隠し、特別に背の高く見える人たちが練り歩く、「高足」という古い言葉がピッタリの習慣があり、通常この意味で使われる。
 
==竹馬に関する言葉==