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{{Infobox プロレスラー
'''リッキー・スティムボート'''（'''Ricky Steamboat'''）の[[リングネーム]]での活躍で最も知られる'''リチャード・ブラッド'''（'''Richard Blood'''、[[1953年]][[2月28日]] - ）は、[[アメリカ合衆国]]の元[[プロレスラー]]。身長180cm、体重110kg。父親がポーランド系英国人、母親が日本人（京都出身タカコ・イトウ）という血統。ニックネームは[[ブルース・リー]]のイメージから'''ザ・ドラゴン'''。日本では「'''南海の黒豹'''」のキャッチコピーが付けられ[[全日本プロレス]]で活躍し、人気を獲得した。▼
| 名前 = リッキー・スティムボート
| リングネーム = リッキー・スティムボート<br />リッキー "ザ・ドラゴン" スティムボート<br />ディック・ブラッド
| 本名 = リチャード・ヘンリー・ブラッド
| ニックネーム = ザ・ドラゴン<br />南海の黒豹
| 身長 = 180cm
| 体重 = 107kg（全盛時）
| 誕生日 = {{生年月日と年齢|1953|2|28}}
| 死亡日 =
| 出身地 = {{USA}} <br />[[ニューヨーク州]][[ウェストポイント (ニューヨーク州)|ウェストポイント]]
| 所属 = [[WWE]]
| スポーツ歴 = [[アマチュアレスリング|レスリング]]
| トレーナー = [[バーン・ガニア]]<br />[[コシロ・バジリ]]
| デビュー = [[1976年]]
| 引退 =
}}
 
▲'''リッキー・スティムボート'''（'''Ricky Steamboat'''）の[[リングネーム]]での活躍で最も知られる'''リチャード・ヘンリー・ブラッド'''（'''Richard Henry Blood'''、[[1953年]][[2月28日]] - ）は、[[アメリカ合衆国]]の元[[プロレスラー]]。身長180cm、体重110kg。父親がポーランド系英国人、母親が日本人（京都出身タカコ・イトウ）という血統。ニックネームは[[ブルース・リー]]のイメージから'''ザ・ドラゴン'''。日本では「'''南海の黒豹'''」のキャッチコピーが付けられ[[全日本プロレス]]で活躍し、人気を獲得した。
 
[[ニューヨーク州]][[ウェストポイント (ニューヨーク州)|ウェストポイント]]生まれ、[[フロリダ州]][[タンパ]]出身。[[ギミック (プロレス)|ギミック]]の設定上、公式プロフィールでの出身地は[[ハワイ州]][[ホノルル]]（[[全日本プロレス中継]]では「母国日本」と紹介されたこともある）。
 
== 来歴 ==
少年時代を過ごしたフロリダでは[[アマチュアレスリング|レスリング]]で活躍。[[バーン・ガニア]]のレスリングキャンプ参加後、[[1976年]]に[[アメリカン・レスリング・アソシエーション|AWA]]でプロレスデビュー。顔が似ていたハワイ出身の名レスラー、[[サミーム・スティムボート]]の「甥」に変身して改名。デビュー後ほどなくして[[NWA (プロレス)|NWA]]ミッドアトランティック地区に移籍し、生涯のライバルとなる[[リック・フレアー]]、[[ジミー・スヌーカ]]等らとの抗争を繰り広げた。三（3人がいずれも[[チョップ]]を得意技にしているのは、この事によ抗争がきっかけとされている）。端正な顔立ちと鍛え上げられた身肉体で、アイドル系の[[ベビーフェイス (プロレス)|ベビーフェイス]]として特に女性ファンからも人気を得たる。同じアイドル系の[[ジェイ・ヤングブラッド]]とのタッグでも活躍。[[1980年]]に初来日し、[[ディック・スレーター]]と組んで[[世界最強タッグ決同地区認定リーグ戦]]に出場。開幕戦で[[アブドーラ・ザ・ブッチャー]]＆[[キラー・トーア・カマタ]]と熱戦を演じた。その後は日本の常連外国人としても活躍。入場テーマ曲には[[YMO]]の名曲「ライディーン」が使われていた。[[ミル・マスカラス]]らと名勝負を演じ日本でも人気を得、ヤングブラッドとのコンビでは[[1982年]]に[[NWA世界最強タッグ決定リチーグ戦ム王座|NWA世界最強タッグ王座]]を再三にも出場、[[ブルーザー・ブロディ]]＆[[スタン・ハンセン]]組との試合は今でも語り草とな渡っている。ま獲得した、[[1984年]]には、[[デビット・フォン・エリック]]急逝により空位となった[[UNヘビー級王座]]決定戦にエントリーされ、[[天龍源一郎]]と闘う。
 
[[1980年]]に初来日し、[[ディック・スレーター]]と組んで[[世界最強タッグ決定リーグ戦]]に出場。開幕戦で[[アブドーラ・ザ・ブッチャー]]&[[キラー・トーア・カマタ]]と熱戦を演じた。以降も全日本の常連外国人として活躍し、[[ミル・マスカラス]]や[[ジャンボ鶴田]]らとの好勝負を通して日本でも人気を得る。入場テーマ曲には[[YMO]]の名曲『ライディーン』が使われていた。[[1982年]]にはヤングブラッドとのコンビで世界最強タッグ決定リーグ戦に出場、[[ブルーザー・ブロディ]]&[[スタン・ハンセン]]との試合は今でも語り草となっている。また、[[1984年]]には[[デビット・フォン・エリック]]急逝により空位となった[[ユナイテッド・ナショナル・ヘビー級王座|UNヘビー級王者]]決定戦にエントリーされ、[[天龍源一郎]]と王座を争った。
[[1985年]]にWWF（現[[WWE]]）に移籍、ザ・ドラゴンのニックネームを与えられる。[[ジェイク・ロバーツ]]、[[ドン・ムラコ]]、[[ランディ・サベージ]]らと抗争を繰り広げた。[[1987年]][[3月29日]]の[[レッスルマニア]]IIIでランディ・サベージを下し、[[WWE・インターコンチネンタル王座|IC王座]]を獲得。この試合はプロレス史に残る名勝負として名高い。スティムボートの大ファンだった[[クリス・ジェリコ]]はこの時の試合を見てプロレスラーを志すようになったと語っている。▼
 
▲[[1985年]]にWWF（現[[WWE|WWF]]）（現・WWE）に移籍、。ザ・ドラゴンのニックネームを与えられる。、[[ジェイク・ロバーツ]]、[[ドン・ムラコ]]、[[ランディ・サベージ]]らと抗争を繰り広げた展開する。[[1987年]][[3月29日]]の、[[レッスルマニア#第3回大会（1987年）WrestleMania III "Bigger, Badder, Better"|レッスルマニアIII]]IIIでランディ・サベージを下し、[[WWE・インターコンチネンタル王座|ICWWFインターコンチネンタル王座]]を獲得。この試合はプロレス史に残る名勝負として名高い。スティムボートの大ファンだった[[クリス・ジェリコ]]はこの時の試合を見てプロレスラーを志すようになったと語っている。
[[1988年]]春にWWFを脱退後、「家族と過ごす時間が欲しい」との理由から一旦引退が発表されたが、翌[[1989年]][[1月21日]]にフレアーと対戦するために[[WCW]]で現役復帰。同年[[2月20日]]、[[シカゴ]]でリック・フレアーを破り第73代NWA世界ヘビー級王者となる。NWA世界王者として全日本プロレスへも来日を果たし、2代目タイガーマスク（[[三沢光晴]]）相手に防衛戦を行い勝利している（全日本での最後のNWA戦となった）。同年[[5月7日]]前王者に敗れて王座転落。このフレアーとのタイトルマッチ三連戦（第二戦は[[4月2日]]に行われスティムボートの王座防衛）は、いずれもプロレス史上最高の名勝負と称されるほどの好試合である。王座陥落後はまたしばらく現場から姿を消す。▼
 
▲[[1988年]]春にWWFを脱退後、「家族と過ごす時間が欲しい」との理由から一旦引退が発表されたが、翌[[1989年]][[1月21日]]にフレアーと対戦するために[[WCW]]で現役復帰。同年[[2月20日]]、[[シカゴ]]でリック・フレアーを破り第73代[[NWA世界ヘビー級王座|NWA世界ヘビー級王者]]となる。NWA世界王者として全日本プロレスへも来日を果たし、2代目タイガーマスク（[[三沢光晴]]）相手に防衛戦を行い勝利している（全日本での最後のNWA戦となった）。同年[[5月7日]]、前王者に敗れて王座転落。このフレアーとのタイトルマッチ三3連戦（第二2戦は[[4月2日]]に行われスティムボートの王座防衛）はも、いずれも名勝負としてプロレス史上最高の名勝負と称さに刻まれるほどの好試合であている。王座陥落後はまた、[[1990年]]9月に[[新日本プロレス]]に初参戦。[[横浜アリーナ]]で[[武藤敬司|グレート・ムタ]]と対戦しばらく現場から姿を消すている。
[[1991年]]3月にWWFで復帰、同年11月からは再びWCWに参戦した。第一線からは退き、主に[[ニキタ・コロフ]]や[[シェイン・ダグラス]]とのタッグで活動した。同年に[[新日本プロレス]]にも上がり、[[武藤敬司|グレート・ムタ]]と対戦している。[[1994年]]に[[ストーン・コールド・スティーブ・オースチン|"スタニング"スティーブ・オースチン]]との抗争中に腰を負傷。この怪我が原因となって同年レスラーを引退した。▼
 
▲[[1991年]]3月に、WWFに再登場。ニックネームの[[ドラゴン]]そのままのコスチュームで復帰火吹きパフォーマンスを行ったが、ファンの反応は今一つだった（かつてのライバルの1人[[リック・ルード]]は「元NWA世界王者にあんな真似をさせるなんて」と当時のWWFを非難していた）。同年11月からは再びWCWに参戦した。第一線からは退き、主に[[ニキタ・コロフ]]や[[シェイン・ダグラス]]とのタッグで活動した。同年に[[新日本プロレス]]にも上がり、[[武藤敬司|グレート・ムタ]]と対戦していする。しかし[[1994年]]に、[[ストーン・コールド・スティーブ・オースチン|"スタニング"スティーブ・オースチン]]との抗争中に腰を負傷。この怪我が原因となってり、同年レスラーに現役を引退した。
引退後はプロレス界からは離れて、自宅のある[[ノースカロライナ州]][[シャーロッテ]]でジムを経営。[[2002年]]からプロモーターやエージェントとしてプロレス界に復帰、[[TNA]]、[[ROH]]のプロモーターを経て[[2005年]]からWWEの興行同行エージェント（[[WWE・ロウ|RAW]]チーム）として活動している。日本興行に同行した際には、リング上で往年のチョップ攻撃を披露することもある（しかし現役を離れて久しいため、彼を知るマニア層以外のファンの反応は今ひとつ）。▼
 
▲引退後はプロレス界からは離れて、自宅のある[[ノースカロライナ州]][[シャーロッテ]]でジムを経営。していたが、[[2002年]]からプロモーターやエージェント裏方としてプロレス界に復帰、。[[TNA]]、[[ROH]]のプロモーターを経て[[2005年]]からWWEの興行同行エージェント（WWE（[[WWE・ロウ|RAW]]チーム）のロード・エージェントとして活動している。日本興行に同行した際には、リング上で往年のチョップ攻撃を披露することもある（しかし現役を離れて久しいため、彼を知るマニア層以外のファンの反応は今ひとつ）。
[[2008年]]4月、フレアーの引退セレモニーに登場。[[2009年]][[WWE殿堂]]入りが発表され、プレゼンターとしてフレアーが努めることとなった。
 
[[2008年]]4月、フレアーの引退セレモニーに登場。[[2009年]]には[[WWE殿堂]]入りが発表され、プレゼンターはフレアーが務めたあと。殿堂入りが発表された後のRAWで[[クリス・ジェリコ]]の襲撃を受け、フレアー、スヌーカ、[[ロディ・パイパー]]らレジェンドととも共にジェリコ対レジェンドとの抗争が勃発を開始。[[レッスルマニア|WrestleMania#第25回大会（2009年）WrestleMania 25|レッスルマニア25]]ではスヌーカ、パイパー（セコンドにフレアー）と組み、ジェリコと1対3のイリュミネーションマッチで久々に試合に登場。試合には敗れたものの、コーナーポストからのチョップやクロスボディを放つなど、56歳とは思えぬ現役時代さながらのファイトでファンの度肝を抜いた。翌日のRAWでもスペシャル10人タッグマッチでRAWのメンバーとして登場し、同様のファイトでファンを沸かせた。ファンからは「まだまだやれるぞ」コールが起きるほどであった。なお、WrestleMania レッスルマニア25でタッグを組んだスヌーカ、パイパー、そしてスティムボートの3人は共にWrestleMania [[レッスルマニア]][[レッスルマニア#第1回大会（1985年）WrestleMania|第1回大会]]の出場者でもあり、25回記念大会に花を添えた。
 
== 得意技 ==
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; NWA
* [[NWA世界ヘビー級王座]] : 1回
* [[WWE・ユナイテッドステイツ王座|USヘビー級王座]] : 4回
; WWF
* [[WWE・インターコンチネンタル王座|インターコンチネンタル王座]] : 1回
* IC王座 : 1回
 
== その他エピソード ==
* そのスピードとパワーを活かしたレスリングスタイルは多くのレスラーから評価されており、[[ジョン・シナ]]は雑誌への寄稿で、過去のベストレスラー20人のうちの第4位に挙げ、[[デビッド・バウティスタ|バティスタ]]も全盛期に戦ってみたいレスラーであるとインタビューで述べている。
* 自他ともに認めるリック・フレアー最大の好敵手。フレアーも彼については「最も手の合った相手。眼を瞑っていてもお互いの動きが分かった」「最高のベビーフェイスだ。最高のレスラーはヒールの自分だけどね」などと発言しており、若手時代からベテランになるまで数多くの名勝負を残している（フレアーによれば「3000回は戦った」らしい）。
* 母親が結婚でアメリカに渡って以来、日本に帰国した事がなく、親戚との連絡も途絶えていた事から、来日の際に母親を同行し、TV中継で呼びかけてもらい、再会を果たした事がある。
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* [[歴代NWA世界ヘビー級王者]]
 
== 外部リンク ==
{{DEFAULTSORT:すていむほと りつき}}▼
* [http://rickythedragonsteamboat.com/ Official Website]
 
▲{{DEFAULTSORT:すていむほおと りつきい}}
[[Category:アメリカ合衆国のプロレスラー]]
[[Category:WWE]]
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