削除された内容 追加された内容
MURMUR4040 (会話 | 投稿記録)
m編集の要約なし
An editor (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
34行目:
[[1980年]]に発表された[[バリー・リード]]の同名のベストセラー小説が原作である。リードは[[ボストン]]を拠点にした著名な[[弁護士]]であり、小説は彼が実際に見聞した[[医療過誤]][[訴訟]]をモチーフにしたものであった<ref name="Hollwood">''HOLLYWOOD BACKSTORIES: THE VERDICT''(『評決』製作の模様を扱ったドキュメンタリー、20世紀フォックス版DVD収録)</ref>。
 
映画は当初[[アーサー・ヒラー]]監督、[[ロバート・レッドフォード]]主演を予定していた。しかしヒラーが創作上の意見不一致を理由に降板し、レッドフォードも彼のイメージに合わない[[アルコール依存症]]の人物を演じることに難色を示したため企画は頓挫した<ref>“A CASE OF TRIAL AND ERROR”(20世紀フォックス版DVD付録の小冊子より)</ref>。脚本もスタッフを満足させるものがなかなか完成せず、途中で何回も書き直されることになった。最終的に監督に[[シドニー・ルメット]]、主演にはレッドフォードと[[ジョージ・ロイ・ヒル]]監督の下で二度共演したことのある[[ポール・ニューマン]]が起用されて撮影が開始された。監督に決定したルメットが選んだ脚本は、皮肉にも最初に没になった[[デヴィッド・マメット]]のものだった。
 
映画は[[1982年]][[12月8日]]に全米で公開され、興行的にも批評的にも成功を収めた。本作品でニューマンが見せた演技は、彼の最高のパフォーマンスの一つだとして批評家たちから広く賞賛を集めた。ニューマンは映画中の彼の役柄について、「自分の長いキャリアの中で初めてポール・ニューマン以外の人物を演じた」ものだと述べた<ref>{{cite book