「山下財宝」の版間の差分

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「金の百合(ユリ)」("Golden Lily")と呼ばれる架空の財宝を巡るストーリーで、終戦までにその一部が[[秩父宮雍仁親王]]の監督下でフィリピンに分散して隠されたため、一部が今なおフィリピンに取り残されたままになっているといった内容であるが、虚実入り混ぜた[[:en:Sterling Seagrave|シーグレーブ]]のストーリー展開の巧みさから、本当の話だと信じる人々が続出した。
 
実際に、1942年の米軍降伏時にジャングルに隠匿された大量のニッケル・インゴットや、フィリピンに入した日本人が引き揚げた時に埋めた財産等が見付かることもあったことから、こうした伝説が真実味を持ったという説もある。
 
不正蓄財の嫌疑をかけられた[[フェルディナンド・マルコス]]元大統領がこれを発掘して財をなしたと自称した。フィクションとしては、ゲーム『[[メダル・オブ・オナー ライジングサン]]』や、[[ニール・スティーヴンスン]]の小説『クリプトノミコン』、[[クライブ・カッスラー]]の小説『ドラゴンセンターを破壊せよ』の舞台ともなっている。