「寝覚の床」の版間の差分

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== 概要 ==
[[花崗岩]]が[[木曽川]]の水流によって[[侵食]]されてできた自然地形である。[[木曽川1923年]](大正12年)3月7日に国水位名勝に指定されている。かっては急流であった、上流に設けられた[[水力発電木曽ダム]]([[1968年]]のため運用開始)などにより水位が下がったために、水底で侵食され続けていた花崗岩が水面上にあらわれたものである。水流のエメラルドグリーンが映える。
 
[[中山道]]を訪れた歌人等によって歌にも詠まれ、長野県歌「[[信濃の国]]」の4番にも「旅のやどりの寝覚の床」<!--作詞者1938年没により、1988年著作権消滅-->とうたわれている。
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浦島太郎は竜宮城から地上へ帰るが、まわりの風景は変わっており、知人もおらず、旅に出ることにした。旅の途中、木曽川の風景の美しい里にたどり着き、竜宮の美しさを思い出し、乙姫にもらった[[玉手箱]]をあけた。玉手箱からは白煙が出て、白髪の翁になってしまう。浦島太郎には、今までの出来事がまるで「夢」であったかのように思われ、目が覚めたかのように思われた。このことから、この里を「寝覚め」、岩が床のようであったことから「床」、すなわち「寝覚の床」と呼ぶようになったという。
 
== その他 ==
*木曽ダム建設時には景観保存が問題となり、[[1965年]](昭和30年)関電が上松町に対し3,990万円の一時補償を行ない、異議求償を求めない契約が結ばれた。
 
== 交通 ==
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[[Category:長野県の自然景勝地]]