「ワグナーチューバ」の版間の差分

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==種類==
ワーグナーチューバには変ロ調(B♭)のテナーとヘ調(F)のバスの2種類がある。現在では、ダブルホルンのように両方とも切り替えて使用できるタイプの物も製造されている。<ref name="A.H"> [http://www.y-m-t.co.jp/alexander/110.html アレキサンダー社の紹介(日本語)]</ref>
これらはいずれも[[移調楽器]]であり、実音に対して変ロ調テナーが[[音程|長2度]]高く、バスでは[[音程|完全5度]]高くそれぞれ記譜される。ただし、ワーグナー自身が、途中で記譜法を変更し、変ホ調(E♭)のテナー([[音程|長6度]]高い)と変ロ調(B♭)のバス(1オクターブと[[音程|長2度]]高い)という形で楽譜を書いているが、楽器が変わった訳ではない。([[ワルキューレ (楽劇)|ワルキューレ]][[ジークフリート (楽劇)|ジークフリート]]で見られる)<ref name="A.I">伊福部昭『管絃楽法・上巻補遺』音楽之友社、1968年 ISBN4-276-10680-x</ref>
ワーグナー以後の作曲家は、さらに1オクターブ高く移調して書いている<!--推測でしかないがホルンとの持ち替えを便利にするためか?-->。(例:[[アントン・ブルックナー|ブルックナー]][[交響曲第7番 (ブルックナー)|交響曲第7番]]、[[リヒャルト・シュトラウス|R.シュトラウス]][[エレクトラ (リヒャルト・シュトラウス)|『エレクトラ』]]<ref name="W.P"/>)こちらの書き方の方が一般的である。<ref name="A.I"/>
ワーグナー以後の作曲家は、さらに1オクターブ高く移調して書いている場合もある。
 
==使用法==