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*avant-garde([[アバンギャルド]]:フランス語)の和訳。本来は[[軍事]]用語で「'''最前線'''」の意。現状に対して変革を志向し、時代の先端に立とうとするような立場・姿勢のこと。[[思想]]、[[文学]]、[[美術]]、[[政治]]など、様々な分野で用いられる。「前衛的」という使われ方もされる。ただし軍事用語を援用したことからもわかるとおり、「''何がしか''(旧世代に属する芸術、[[保守]]的な[[権威]]、[[資本主義]]体制など、様々なもの)への攻撃の先頭に立つ」というような、政治的ニュアンスを含んだ言葉であり、明確な芸術運動が現れなくなった70年代以降はあまり使われなくなった。
*[[戦術]]において、前進する行進縦隊を先導し、敵の[[奇襲]]や[[偵察]]から主力を守り、また行進を遅滞なく進めるために縦隊の前方に配置される警戒用の小部隊をいう。[[戦闘]]においては敵の[[防御]]の間隙を発見してこれを拡張すること、前進部隊の主力の前進の安全を確保し、軽微な抵抗は独力で排除し、敵主力と[[遭遇戦]]が発生した場合は主力の戦闘展開を掩護する、という機能を持つ。
*'''雑誌の名称'''
**{{和暦|1946}}、[[日本共産党]]中央委員会によって創刊された理論政治誌で、同党の[[機関誌]]としての地位を占める月刊誌の名称である。'''[[前衛 (雑誌)]]'''を参照。
**{{和暦|1922}}、[[山川均]]・[[水曜会 (社会主義団体)|水曜会]]によって創刊された[[社会主義]]時事評論誌。[[第一次共産党 (日本)|第一次]]・[[第二次共産党 (日本)|第二次]]の日本共産党機関誌(紙)『[[赤旗 (せっき)|赤旗]]』(せっき)の前身の一つ。'''[[前衛 (1922年)]]'''を参照。