「第六感」の版間の差分

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これは、一説には動物達に見られる現象がいわゆる「第六感」とはやや異なり、人間よりも遥かに鋭い感覚及び感覚器によって行われている可能性があるからではないかともされている。
 
例えば数百キロ離れた水場に向かって迷わず移動するある種の動物は、人間より遥かに優れた嗅覚で水のにおいを嗅ぎ当てているとされ、地震の直前に騒ぎ立てる魚類や鳥類は、事前に発生するとされる地磁気の異常や超音波、電磁波を優れた聴覚や体の受容体で感知しているのではないかという説がある。この場合はそのような受容体(つまり「器官」)の存在が認められるならば冒頭の定義に従う限りにおいてはそれは「第六感」ではないというとになる。
「また山火事などが起こる場合も、普段馴染みのない「物の燃える臭い」や「異常な温度」を鋭敏に感じ取っていると思われる。このように動物の危険検知能力のような、「第六感」よりもより現実的に(既存の五感の中で)説明が付くのではないかと思われる能力は、人間には成し得なくとも決して超常の力ではないということである。