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=== 1970年代のアイドル ===
{{要出典範囲|一般的に、アイドル誕生年は後述の「[[三人娘]]」が登場した[[1971年]]であり}}、[[カラーテレビ]]の本格運用・普及の時期である。アイドル発生にはアイドルの重要要素である「色」が映像に加わったという時代背景があった。[[1970年代]]初頭に[[南沙織]]がデビューし、[[天地真理]]、[[麻丘めぐみ]]らが活躍する(この頃、南・天地と[[小柳ルミ子]]が「三人娘」と呼ばれた。後々「[[新三人娘]]」の呼称で定着)。これらの少女タレントに対し、「子役スター」に代わって「ジャリタレ」という言葉が業界で使われるようになった。一方で、[[1971年]]の『[[第22回NHK紅白歌合戦]]』に初出場した南沙織が司会者の[[水前寺清子]]から "[[ティーンエイジャー|ティーン]]のアイドル" と紹介されており、この時点で「アイドル」という言葉が既に当時の国民的[[音楽番組]]<ref><span style="font-size:90%;">[[東京宝塚劇場]]で行われた[[1971年]][[大晦日]]の『[[第22回NHK紅白歌合戦]]』は[[視聴率]]78.1%を記録した。</span></ref>の中で使用されている
[[1970年代]]初頭に[[南沙織]]がデビューし、[[天地真理]]、[[麻丘めぐみ]]らが活躍する(この頃、南・天地と[[小柳ルミ子]]が「三人娘」と呼ばれた。後々「[[新三人娘]]」の呼称で定着)。これらの少女タレントに対し、「子役スター」に代わって「ジャリタレ」という言葉が業界で使われるようになった。一方で、[[1971年]]の『[[第22回NHK紅白歌合戦]]』に初出場した南沙織が司会者の[[水前寺清子]]から "[[ティーンエイジャー|ティーン]]のアイドル" と紹介されており、この時点で「アイドル」という言葉が既に当時の国民的[[音楽番組]]<ref><span style="font-size:90%;">[[東京宝塚劇場]]で行われた[[1971年]][[大晦日]]の『[[第22回NHK紅白歌合戦]]』は[[視聴率]]78.1%を記録した。</span></ref>の中で使用されている。
 
[[スター誕生!]]出身の[[山口百恵]]などがデビューする1970年代後半に入って、「アイドル」という呼称が芸能人・[[タレント]]の総称として一般化するようになる(現在用いられているような清純派芸能人という意味合いではない)。この後、[[キャンディーズ]]、[[ピンク・レディー]]といった、アイドルグループも登場し彼女等が[[親衛隊 (アイドル)|親衛隊]]の組織化やステージパフォーマンス、ヒラヒラのステージ衣装、今日の[[オタ芸]]の前身となるコール等いわゆる[[ステレオタイプ]]なアイドル像を創り出した。また、「[[花の中三トリオ]]」(山口百恵、[[桜田淳子]]、[[森昌子]])以降、タレントの低年齢化が進んだ(天地真理のデビューは20歳)。