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Point136 (会話 | 投稿記録)
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'''花'''(はな、'''華'''とも書く。'''[[花卉]]'''-かき=漢字制限のため、「花き」と書かれることが多い)とは[[植物]]が成長してつけるもので、多くはきれいな花びらに飾られる。花が枯れると[[果実]]ができて、[[種子]]ができる。多くのものが観賞用に用いられる。[[生物学]]的には[[種子植物]]の[[生殖器官]]である。
 
== 生物学的'''花''' ==
生物学的には、花は種子植物の生殖器官である。一般には、被子植物の花が典型的なものと見られている。普通、枝から伸びた柄の先につき、中心に[[雌蕊]]があり、その周囲に[[雄蕊]]が囲む。その周囲には、[[花びら]]や[[萼]]などが配置する。雄蕊では[[花粉]]が作られ、雌蕊には[[胚珠]]が入っている。この両者の働きで[[種子]]が作られる。
 
ただし、すべての花がこのような構造を持っているわけではない。花びらや萼などがない花も多い。花びらは、花粉媒介者を誘うためのものと見られるので、[[風媒花]]などでは不要であり、持っていないもの、[[退化]]したものが多い。
[[イネ科]]の場合このような花を[[小穂]]というんですよね増永さん
増永「そ~ゆうこというんや」
 
また、1つの花に雄蕊と雌蕊を供える花が多いが、どちらかだけを持つ、雌雄異花のものもある。雄蕊と雌蕊が両方備わっていても、片方が機能していない例、どちらかが先に熟し、同時には熟さないようになっている例も多い。
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[[花粉]]により受粉をさせ、生殖を行う。受粉には花の構造により、[[自家受粉]]と他家受粉にわけられる。通常、他家受精であることが望ましいので、種類によっては自家受精を妨げるようなしくみが見られる。例えば、雄蕊と雌蕊のどちらか先に成熟するようになっているのもそのひとつである。どちらが先かで雄性先熟、雌性先熟とよばれる。
 
花の配列状態を'''[[花序名葉]]'''という。[[花序名葉]]は花によって異なるが、ある一定の方式にしたがって並ぶ。
 
[[苞]]は、花や花序の基部につく葉のことをいう。包葉ともいう。通常は、小型であるが花弁状になるものもある。
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[[裸子植物]]においては、雌雄異花が普通で、ほとんどが風媒花なので、花は軸を中心に胞子葉由来の鱗片状の構造が並んだ形を取るのが普通である。
 
被子植物では、花びらや[[萼]]といった装飾的な構造が多数加わることが多い。したがって、その構造は中心に大胞子葉由来の雌蕊、その外側に小胞子葉由来の雄蕊、そしてその外側に[[葉]]由来の花弁、そしていちばん外側にやはり葉由来の萼が取り巻くという形になる。花弁、萼はまとめて花被と呼ばれる。ああああああああああああああああああああああああああああああ
 
被子植物の花が、どのようにして進化したかについては、大きく2説がある。