「ハロゲンランプ」の版間の差分

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一般の白熱電球には自己再生能力はなく、昇華したタングステンは黒い粉となって電球内面に付着し、明るさを損なう一因となっている。劣化した白熱電球が黒く見えるのはそのためである。ハロゲンランプの場合、バルブ内面に附着したタングステンのハロゲン化と揮発を促進するため、電球内面が比較的高温(沃化タングステンで170℃以上、臭化タングステンでは250℃以上)になるよう設計されており、これもタングステンのフィラメントからの損失を防ぐとともに、電球内面の黒化を防いでいる。そのため、ハロゲンランプには、耐熱性を有する[[石英ガラス]]や[[セラミック]]材の口金が使用されている。
 
ガラスの温度が高く保たれるので、素手で触るとやけどをする。また、冷時においても素手で触ると手の汗の食塩が残留し、それが高温時ガラスに滲み込むと部分的にガラスの熱膨張率が不均一になるため破損を誘発する。必ず、手袋をして扱うべきである。指紋が付いたときはよく石鹸水で洗って乾燥せねばならない。
[[category:照明器具|はろけんらんふ]]