「米国公認会計士」の版間の差分

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'''(米国公認会計士試験の難易度が低いというのは客を増やしたい資格学校側の宣伝)'''
 
米国の公認会計士試験は英語で行われるため英語力が必要とされる。合格するまでに必要とされる学習時間は英語の力に左右される。米国公認会計士試験の難易度が低いというのは客を増やしたい資格学校側の宣伝によるものであることに注意すべきである。資格学校側でよく宣伝している1000時間で合格できるというのは英語ができる人の話である。それに英語の学力が高い人というのは他の学科の成績もよく知能が優れていることが多い。以前はこのような事情はよく知られていなかった。このため中学生程度の英語力で受験しようとする豪の者もいた。一般的な日本人が合格するのは資格学校側の説明よりもはるかに時間がかかり困難である。また、米国、カナダ、オーストラリアでは会計士資格は相互に認められている。多くの会計制度の未成熟な発展途上国では米国の公認会計士が業務を行う。戦後、米国の占領下にあった日本と同じである。しかし、現在、日本では外国公認会計士試験は止している。日本では米国公認会計士は業務独占が認められていない。海外に移住するのであれば独立開業もできる。英米法や国際会計基準の知識を生かせる会社に就職するのであれば問題はない。しかし、日本国内で独立開業を希望するのであれば他の関連する資格(会計士、税理士、弁護士等)がないと困難である。米国公認会計士はダブルライセンスにより価値がでる。米国公認会計士が最も相乗効果をあげるのは日本の会計士資格である。2011年の国際会計基準の導入等、急速な国際化が会計業界でもおきている。国際化に対応するために米国公認会計士試験を受ける会計士も増えている。当然のことながら英語のできる会計士は短期間で合格する人が多い。米国公認会計士試験合格者には短期間で受かる特別な人が存在する。米国公認会計士試験は日本人にとって特異な試験である。このことを理解しないで間違えて受験すると悲惨なことになる。