「ラザニア」の版間の差分

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イタリアから広まった料理であるが、現在では[[イギリス]]やアメリカでも広く食べられている。ラザニアは[[ギリシャ語]]で[[壷]]を意味するラサノン(lasanon)が大本の語源となっており、直接の語源は古代ローマ人が使っていた料理用の浅い鍋を意味する言葉、ラサヌム(lasanum)である。ラサヌムで作るパスタ料理から転じて、ラザニアとなり、現在では鍋をさすことはない。イギリスでは、複数形で料理とパスタを指す一方、アメリカでは単数形でそれらを指す。lasagna(lasagne)のイタリア語の[[イタリア語#発音と綴り|発音]]はラザーニャ(ラザーニェ)に近い。
 
数種類のチーズを使うレシピが一般的であり、[[リコッタ|リコッタチーズ]]、[[モッツァレッラ|モッツレラチーズ]]、それに[[パルミジャーノ・レッジャーノ|パルメザンチーズ]]の3種類を混ぜて使う。ラザーニャ・アッラ・ボロネーゼ(lasagna alla bolognese)は、パルミジャーノ・レッジャーノのみで作られる。他に[[ホウレン草]]と[[卵]]を使ったラザーニャ・ヴェルデ(verdeはイタリア語で「緑」)が知られている。
 
[[13世紀]]の[[レシピ]]が現存している。これはパスタを使ったオーブン料理であり、現在ほど洗練されたものではなく、当時ヨーロッパでは知られていないトマトを使っていないなどいくつかの差があるが、多くの点で現在と同じような料理である。イタリアでは代表的な[[おふくろの味]]でもある。