「直列回路と並列回路」の版間の差分

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どちらになるかは互いの磁場がどう影響しあうかによる。
 
コイルが2つより多くなると、それぞれのコイル間の相互インダクタンスによって計算が複雑化する。コイルが3つの場合、相互インダクタンスは <math>M_{12}\quad</math> 、 <math>M_{13}\quad</math> 、 <math>M_{23}\quad</math> の3つになり、全体のインダクタンスを表す式は8種類になる。
 
=== コンデンサ ===
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<math>M</math> の符号は互いの磁場の向きに依存する。2つの同じコイルを密結合した場合、全体のインダクタンスは1つのコイルのインダクタンスと等しくなる(M が L にほぼ等しくなる)。また、磁場の向きが互いを打ち消すようになっている場合、全体のインダクタンスはゼロになる。
 
2つより多くのコイルでは、それぞれのコイル間の相互インダクタンスが発生するため、全体のインダクタンスの計算は複雑になる。3つのコイルの場合、 <math>M_{12}\quad</math> 、 <math>M_{13}\quad</math> 、 <math>M_{23}\quad</math> という相互インダクタンスが発生する。これは <math>L</math> [[行列]]の[[逆行列]]の項の総和で計算される(この場合は 3 × 3 の行列)。
 
このときの関係方程式は次の形式となる。