「この子を残して」の版間の差分

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Sonic883 (会話 | 投稿記録)
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==映画==
晩年の木下惠介監督によって撮影され、[[1983年]]に公開された。文部省推薦。この作品は「[[長崎の鐘]]」、「[[長崎の歌は忘れじ]]」、「[[TOMORROW 明日]]」、などと並び[[長崎市への原子爆弾投下]]を扱った数少ない作品の一つである。反戦映画として、主演の[[加藤剛]](永井博士役)に戦争を非難する数多くの言葉を語らせている。原爆詩で有名な[[峠三吉]]の『にんげんをかえせ』・[[原民喜]]の『水ヲ下サイ』に曲をつけた唄を流しながら、現在[[ハウステンボス]]となっている[[佐世保市]]の旧針尾工業団地に[[浦上天主堂]]など、当時の浦上地区を再現した広大なオープンセットの中で撮影。セットを実際に爆破して原爆投下の場面をリアルに再現した(一部に原爆投下時に広島・長崎で撮影された写真を正確に再現したシーンもある)エンディングは圧巻であるが、興行的には成功しなかった。
 
===キャスト===