「原口 (生物学)」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
手直し |
編集の要約なし |
||
1行目:
{{字引}}
'''原口'''（げんこう、{{Lang-en-short|blastopore}}, {{Lang-de-short|Urmund}}）は、[[胞胚]]において[[原腸胚形成]]中に形成される陥入部の入口部分。
典型的には、胞胚は外側を一層の細胞に囲まれた中空の構造となる。次の段階として、この細胞層のうち植物極側からその空洞に細胞層が陥入、あるいは動物極側の細胞層が植物極側を覆うように移動することで二重の細胞層を持つ胚が形成される。これが原腸胚（嚢胚とも）であり、内側の細胞層の内側が原腸となり、これが後に消化管に発達する。この原腸は植物極側で外部とのつながりを持ち、これが消化管の最初の口としての原口である。
{{DEFAULTSORT:けんこう}}
| |||