「ジャック・ウェルチ」の版間の差分

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== 特徴 ==
[[冷戦]]時代末期([[1980年代]])のアメリカにおける整理解雇ブームを惹き起こした人物として有名である。ウェルチの基本的な経営手法は、(1)「[[リストラ]]」「[[ダウンサイジング]]」と呼ばれる大規模な整理解雇による資本力の建て直しと、(2)企業の合併・買収(M&A)と国際化の推進である。又、「世界で1位か2位になれない事業からは撤退する」とも主張した。会社を守り、人材を守らないことから、「建物を壊さずに人間のみを殺す[[中性子爆弾]]」の特性になぞらえて「'''[[中性子|ニュートロン]]ジャック'''」と綽名された。
 
冷戦時代末期には[[ロナルド・レーガン]]が政権を握っていたが、レーガンもまた[[新保守主義]]と[[新自由主義]]を掲げて、労働者を保護する法制を一掃した。そして、冷戦終結後の[[1990年代]]になっても整理解雇ブームは収まらず、1990年代末期の[[ITバブル]]で整理解雇ブームは一時収まった。この結果、「[[ジェネレーションX]]」と呼ばれる[[1960年]]~[[1974年]]生まれの世代が、軒並み[[就職難]]に遭遇した。
この結果、「[[ジェネレーションX]]」と呼ばれる[[1960年]]~[[1974年]]生まれの世代が、軒並み[[就職難]]に遭遇した。
 
==後世への影響==