「浦安鉄筋家族の登場人物」の版間の差分

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== 漫画で関連する人物 ==
;十三階段 ム(じゅうさんかいだん べむ)
:小鉄たちの知り合いの売れない[[漫画家]]。[[岩手県]]出身。34歳だが年齢以上に老成した風貌の持ち主。「十三階段 ベム」という名前([[13階段]]と[[妖怪人間ベム]]のパロディ)はペンネーム。以前は怪奇系の漫画を描くことを得意としていたため、デビュー作の『恐怖のタンバリン』をはじめ数々のヒット作を世間に流し、“怪奇の巨人”と呼ばれていたほどの凄腕の漫画家だったが、現在は若手漫画家の[[アシスタント (漫画)|アシスタント]]に回ったりと以前の影すらない。今でも得意ジャンルの怪奇漫画をよく編集部に持ち込むが、その内容がグロすぎるため編集長(通称「王様」)にはよくドツかれる(編集長曰く「古すぎて人気が取れない」とか)。ただ、時折り漫画の仕事を編集長から依頼されている事もあり、評価されていないわけではないとみられる。
:基本的に善人ではあるが思い込みが非常に激しく、他人の話やら夢に出てきた[[手塚治虫|漫画の神様と思わしき人物]]からのお叱りを聞かない等、小鉄やあかねたちにまで将来を心配されてしまっている。アシスタントに行った先の若手漫画家の仕事場を結果的に荒らしてしまったり、仕事場を提供してもらった小鉄の部屋や菊池あかねの家をめちゃくちゃにしたりと、周囲にかなり迷惑をかけている。小鉄の両親(特に順子)からは「小鉄の友達」という風に扱われているが、あまり快く思われていない。仕事があまり無い為か、漫画を描く道具各種の確保は勿論、着る物にも不自由しているくらいに貧乏。夏にもかかわらず[[手塚治虫|漫画の神様]]を思わせる一張羅を着ており(それしか持ち合わせていない)、眼鏡も壊れている。借家のアパート「大凶荘」の室内は異常に汚くゴミの山と化している。また、そのアパートの室内はきれいに掃除したらしたで、不気味な人形やどくろのレプリカが並べられ、吸血鬼退治用の十字架やニンニクがあちこちに飾られている。子供の頃に吸血鬼に血を吸われている上、浦安市内で吸血鬼を6人発見した、とは本人の弁だが、編集長曰く、吸血鬼ネタによってアシスタントがいつも逃げている、との事。襖や壁に[[スフィンクス]]や西洋の宮廷風の部屋などの落書きを描く事がある。また、名作「ブラック・ジャック」を知らなかったり、愛用のペンと言いつつも、命綱とも言うべき仕事道具の画材をぞんざいに扱っていたりする。
:モデルは作者浜岡賢次の友人の漫画家穂積さん(ペンネームはほづみ・みずほ)。
;王様(おうさま)
:(漫画の中で)発行部数6000万部を誇る週刊少年チャンピオンの編集長。毎回十三階段ムの作品を見る度に、ラリアットや金的攻撃などといった打撃系の突っ込みや酷評を入れている。孫が好き。ノブと同じマンションの一室に住んでいる。
;脳田 達規(のうだ たつき)
:十三階段ベムがアシスタントに入ったことのある若手人気漫画家。「少年チャンピオン」にてサッカー漫画「GET!富士丸」を描いている。若く好青年。喋りは南米のノリ。十三階段の仕事で仕事場を荒された上、見開きページを墓場での恐怖サッカーシーンに変えられ気絶してしまう。[[能田達規]]のパロディ。