「シロバナムシヨケギク」の版間の差分

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'''シロバナムシヨケギク'''(白花虫除菊、除虫菊 ''Tanacetum cinerariifolium'')は、[[キク科]]の多年草。
 
[[胚珠]]の部分に[[ピレスロイド]](ピレトリン)を含むため、[[殺虫剤]]の原料に使用されている。原産国は[[地中海]]。[[セルビア・モンテネグロ]]で発見された。かつて国内の主産地だった[[広島県]][[因島市]](現[[尾道市]])の市花。開花時期には島の斜面が美しい白い花で埋まった。
 
[[大日本除虫菊]](金鳥)の創始者[[上山英一郎]]がこの除虫菊を使って、渦巻型の[[蚊取線香]]を発明した。
 
除虫菊の見ごろは、5月上旬~下旬。
 
==日本への来歴==
日本への渡来は明治19年であり、はじめは、田中芳男送付の種子を東京衛生試験所薬草園で栽培採種し、これを播種し、21年5月に初めて製粉、効果をハエやノミに試み、良結果を得た。