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*[[アレート ]]
氷食によってつくられた急峻な稜線。両側からのカールの後退による切り合いによって生じ、鋸歯状の縦断面をなす。 '''鋸歯状山稜'''または'''櫛形山稜'''とも言う。
*[[氷食尖峰]]
 氷食によってつくられたピラミッド型の地形。多くの氷食尖峰は3方向や4方向からのカール壁の切り合いによってつくられることが多い。'''ホルン'''とも言う。
*[[羊背岩]]
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*'''幼年期'''
 氷食によって山体にいくつかの半円形の[[圏谷]]が出現し、これらの二つ以上の[[圏谷]]の間の山稜にまだ比較的緩やかな地表面が残されている状態。
*'''壮年期'''
 氷食が進行して[[圏谷]]と[[圏谷]]の間の地表面が消失し、圏谷壁が切り合うようになった状態。この時期にはアレートや氷食尖峰などの地形が見られるのが特徴である
*'''老年期'''
 壮年期後は圏谷底の面積が増加せず、氷食山稜の部分が急速に風化され、ついには鋭く低い岩峰が散在するようになった状態。
 
地盤隆起や気候変化が原因で山体が再び突起すると、同じような地形変化を繰り返す。このように地形が繰り返し変化する過程を氷食輪廻と呼ぶ。