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トホホ川 (会話 | 投稿記録)
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'''石 秀'''(せき しゅう、[[ピン音|ピンイン]]:Shí Xiù)は[[中華人民共和国|中国]]の[[小説]]で[[四大奇書]]の一つである『[[水滸伝]]』の登場人物。
 
[[梁山泊]]第三十三位の好漢。天慧星の生まれ変わり。あだ名は「'''&#25306;命三郎'''(へんめいさんろう)<ref>「へん」の字は正しくは「&#25306;(手偏に弁)」でなく、「手偏に弃」(𢬵)であるが、&#25306;の字と通用する</ref>」。命をなげうつほどの侠気を持つ三男坊の意。[[南京|金陵]]建康府の出身で、武器は槍棒を扱う。義兄は[[楊雄]]。頭の回転が早く、勘が鋭い面のある一方で、愚直で一本気な性格であるが、一人で思い詰めた挙げ句、すぐ行動に走る面がある。戦場ではもちろん、潜入、斥候などの役割も担い活躍する。
 
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だが梁山泊へ向かう途中にあった祝家荘で、時遷が鶏を盗んだことから捕らえられてしまう。楊雄の旧知であった[[杜興]]のつてを頼り、杜興の主である隣村李家荘の長者[[李応]]を通じて釈放を願い出るが、祝家荘の主[[祝朝奉]]と息子らは尊大な態度でこれを拒否。かえって祝家荘・李家荘の争いとなり、李応が負傷してしまう。やむを得ず楊雄・石秀は梁山泊の首領[[晁蓋]]に救援を求める。梁山泊は祝家荘攻めのため[[宋江]]を総大将として出陣するが苦戦した。しかし、たまたま梁山泊入りを画策していた[[孫立]]らが計略として祝家荘に合流。祝家荘側を信用させるため石秀はわざと孫立に捕らえられる。やがて孫立らの内部からの裏切りにより祝家荘は陥落し、城内にいた石秀は祝朝奉の首を挙げた。
 
楊雄とともに梁山泊入りした後は、様々な戦に出陣。北京大名府の商人・[[盧俊義]]を梁山泊へ引き入れる際には、処刑されそうになった盧俊義を助けようと刑場へ乱入したが、捕らえられてしまう。のち、梁山泊軍が北京を落とした際に、[[柴進]]によって盧俊義とともに救い出された。108人勢揃いの際に百八星集結後第33位の好漢となり、歩軍頭領の第8位として歩兵を率いる。その後も[[契丹|大遼]]征伐、[[方臘 (水滸伝)|方臘]]征伐などでも活躍。主に偵察・敵地潜入・放火などの工作を行い、功があった。しかし方臘の拠点[[杭州市|杭州]]を陥落させた後、&#26161;嶺関で斥候に出たところを伏兵に射撃され、[[史進]]らとともに死亡した。
 
==補足==