「版下」の版間の差分
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===版下作成の手順の一例===
:版下レイアウトの基準となるトンボの作図については、台紙となる白紙を[[ドラフター]](製図台)に固定して[[烏口]]や[[製図ペン]]を用いて手描きする方法、自動作図機などを用いる方法のほか、 前述の既製の印刷用台紙を規格寸法通り使用する場合は、すでに台紙に印刷されているものを用いる。▼
:なお自動作図機の場合は、罫線の作図・描画についても一貫して作図することが可能である。▼
▲版下レイアウトの基準となるトンボの作図については、台紙となる白紙を[[ドラフター]](製図台)に固定して[[烏口]]や[[製図ペン]]を用いて手描きする方法、自動作図機などを用いる方法のほか、 前述の既製の印刷用台紙を規格寸法通り使用する場合は、すでに台紙に印刷されているものを用いる。
:次に、デザインやレイアウトの指示に従い版下台紙には罫線が描かれて行くが、写植文字や線画・イラスト類を貼り込むためのアタリ罫は、製版フィルムに反応しない淡い青色で描いていく。また、囲み罫をケイアタリとしてベタ(塗りつぶし)扱いする場合は、濃い赤色シートを用いてベタ枠処理を施すことがある。但し、原則として製版指定による「ケイイキ」「ケイアタリ」については全て黒で描画する。▼
:また罫線という名前であっても、飾り罫など特殊なものは[[写真植字機|写植機]]によって打ち出され、図版として台紙に貼り込まれる場合がある。▼
▲なお自動作図機の場合は、罫線の作図・描画についても一貫して作図することが可能である。
:版下台紙貼り込み用に紙焼き(印画紙出力)された写植文字や図版類は糊付けし、レイアウト指示に沿って、 罫線の作描を終えた版下台紙に貼り込む。▼
:版下製作から製版まで一貫して行う小規模事業所の場合、紙焼き工程を省くため、製版カメラで撮影した紙焼き作成用フィルムを、製版の段階で直接使用させる場合もある。▼
▲'''罫線の作図・描画'''
▲次に、デザインやレイアウトの指示に従い版下台紙には罫線が描かれて行くが、写植文字や線画・イラスト類を貼り込むためのアタリ罫は、製版フィルムに反応しない淡い青色で描いていく。また、囲み罫をケイアタリとしてベタ(塗りつぶし)扱いする場合は、濃い赤色シートを用いてベタ枠処理を施すことがある。但し、原則として製版指定による「ケイイキ」「ケイアタリ」については全て黒で描画する。
▲また罫線という名前であっても、飾り罫など特殊なものは[[写真植字機|写植機]]によって打ち出され、図版として台紙に貼り込まれる場合がある。
▲'''写植文字・図版類の貼り込み'''
▲版下台紙貼り込み用に紙焼き(印画紙出力)された写植文字や図版類は糊付けし、レイアウト指示に沿って、 罫線の作描を終えた版下台紙に貼り込む。
▲版下製作から製版まで一貫して行う小規模事業所の場合、紙焼き工程を省くため、製版カメラで撮影した紙焼き作成用フィルムを、製版の段階で直接使用させる場合もある。
==印刷工程での版下作成の現状==
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* [[電算写植]] - [[DTP]]
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