「易筋経」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
 
編集の要約なし
1行目:
'''禅宗の開祖と仰がれる易筋経'''は、[[達磨大使]]によってインドからもたらされたと伝えられる健康法。''' ゆっくりとした腹式呼吸による深呼吸と、それに合わせて行う発声と簡単な運動によって、内臓を鍛え、体調をより良く作り上げる効能があると主張されている。
 
後に、少林寺の僧侶が健身のために武術を修練して質を高め、最終的に武術の鍛錬方法として到達し、[[清]]代には、易筋経を手に入れるため、武術の各流派は互いに戦って殺しあったとする説もある。
 
また健康方法としての効能として、筋力の増強、内臓の強化、心肺機能の強化、神経系統の安定、姿勢が良くなる、血流がスムーズに、集中力が高まる、運動競技力の向上、などを挙げる者もいる。
具体的には、ゆっくりとした腹式呼吸による深呼吸と、それに合わせて行う発声と簡単な運動によって、
内臓を鍛え、体調をより良く作り上げる呼吸法の一種である。
 
後に、少林寺の僧侶が健身のために武術を修練して質を高め、
最終的に武術の鍛錬方法として到達。
[[清]]の時代には、易筋経を手に入れるため、
武術の各流派は互いに戦って殺しあった。
 
 
「雲及七jian茅山賢者服内気訣」という書物の中の記述。
 
易筋経の習得によって、易精易形(=中身の本質が変わると、形も変わる)が起こる。
 精を守って、気を込めて、気を止めて、液(=だえき)を飲みこむと、
 その結果、気は血に変わり、血は精に変わり、精は液に変わり、 液は骨に変わる。
 そうすると、歩いても、動いても、激しく動いても、疲れない。
 元気になって、気力ともに充実してくる。
 一年で気が変化して自分の形になり、二年目は全体的な筋肉の形が変わる。
 三年目で血液が変わり、四年目で骨が変わり、 八年目で髪が、九年目で身体全体の資性が、
 そして十年目で悟りの道に至る。
 
「演林訓」という書物の中の記述。
 気は血液に変わり、血液は精に変わり、精は髄に変わる。
 一年で気が変わり、 二年目は血が変わり、三年目は脈が変わり、四年目は肉が変わり、
 五年目は髄が変わり、六年目は筋が変わり、七年目は骨が変わり、 八年目は髪が変わり、
 九年目は身体の形全体が変わる、だから、筋と骨が変わる。
 
 
また健康方法としての効果は下記のとおり。
 筋力の増強、内臓の強化、心肺機能の強化、神経系統の安定、姿勢が良くなる
 血流がスムーズに、集中力が高まる、運動競技力の向上 
 
 
{{stub}}