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'''繁殖'''(はんしょく)とは[[生物]]の[[個体]]が増えることを指す。自然に増える時にも、人工的に増やす時にも、この言葉が用いられる。
 
==人工繁殖が行われる目的==
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===食糧生産===
[[狩猟]][[採集]]では安定した食料確保が出来ないため、古代より家畜や農作物の飼育・繁殖は行われてきた。最初は、野生の生物を特定の場所で飼養し、大きくしてから食べるだけだったと考えられている。その後、食料となる生物の育成方法が確立されてくると、繁殖も含めた「ライフサイクル」の全てを人の手で管理するようになっていった。そうなると、「品種改良」や「計画的な生産」という、現代の[[第一次産業]]でも行われているようなことが出来るようになり、狩猟採集より効率的で確実な食糧生産が可能となった。食料生産を目的とした繁殖は、人々の暮らしを変えた。農業や畜産業が始まると、狩猟採集の移動生活から農村に定住する暮らしへと、生活スタイルを変えた地域が多く出現した。それが、文明と都市国家が成立するきっかけのひとつになったといわれている。
 
===使役動物===
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===半養殖===
稚魚や卵を捕まえて、成体になるまで育ててから利用する方法。
CHCH同様、これが行われる種は、飼育法・繁殖法に不明な点が多いという場合が多く、特に、産卵方法や卵・稚魚の育成法が不明である場合が多い。半養殖されている水産物で代表的なものは[[マグロ]]、[[ウナギ]]が有名である。(※注・実用化はされていないものの、マグロの完全養殖には成功している)
 
== 関連項目 ==