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{{Infobox baseball player
|選手名 = ペドロ・ゲレーロ
|英語表記 = Pedro Guerrero
|所属球団 =
|背番号 =
|選手写真ファイル名 =
|写真サイズ =
|写真のコメント =
|国籍 = {{DOM}}
|出身地 = [[サンペドロ・デ・マコリス]]
|生年月日 = {{生年月日と年齢|1956|6|29}}
|没年月日 =
|身長 =
|体重 =
|利き腕 = 右
|打席 = 右
|守備位置 = [[内野手]]、[[外野手]]
|プロ入り年度 = 1973年
|ドラフト順位 =
|初出場 = 1978年9月22日
|最終出場 = 1992年10月4日
|年俸 =
|経歴 = <nowiki></nowiki>
*※1= [[ロサンゼルス・ドジャース→セントルイス・カーディナルス]] (1978 - 1988)
* [[セントルイス・カージナルス]] (1988 - 1992)
|選出国 =
|選出年 =
|得票率 =
|選出方法 =
}}
'''ペドロ・ゲレーロ'''('''Pedro Guerrero''' , [[1956年]][[6月29日]] - )は[[アメリカ合衆国|アメリカ]]・[[メジャーリーグベースボール|メジャーリーグ]]で活躍した野球選手。
ポジションは[[内野手]]([[一塁手]]・[[三塁手]])[[外野手]]([[左翼手]]・[[右翼手]])。右投右打。[[ドミニカ共和国]][[サンペドロ・デ・マコリス]]出身。
 
== 人物・来歴 ==
[[ドミニカ共和国]]にスカウト網をもつ[[ロサンゼルス・ドジャース]]に見出され、入団。[[{{by|1978年]]}}[[9月22日]]にメジャーデビュー。[[ストライキ]]のためにシーズンが中断・短縮された[[{{by|1981年]]}}にレギュラーに定着し、この年98試合の出場で打率.300、本塁打12、打点48を記録。[[MLBオールスターゲーム|オールスター]]にも出場を果たした。この年ドジャースはリーグ優勝を果たし、[[ニューヨーク・ヤンキース]]との[[ワールドシリーズ]]に進出。[[1981年のワールドシリーズ|このシリーズ]]の最終戦となった第6戦で5打点の活躍で、シリーズ[[最優秀選手 (MLB)|MVP]]に選出された。
 
[[{{by|1982年]]}}は打率.304、本塁打32、打点100、盗塁22を記録し、チーム史上初の「30本塁打・20盗塁」を記録し、[[シルバースラッガー賞]]を受賞。[[{{by|1985年]]}}6月には月間15本塁打のメジャータイ記録を達成。この年の33本塁打はドジャースの[[ロサンゼルス]]移転後のチームタイ記録であった。この年の出塁率.422、長打率.577はいずれも[[ナショナルリーグ|ナ・リーグ]]1位であった。[[{{by|1986年]]}}は故障でわずか31試合の出場に終わるが、翌[[{{by|1987年]]}}に152試合出場で、打率.338(自己最高)、27本塁打、89打点とカムバックを果たした。
 
守備位置は、当初は[[右翼手|ライト]]が多く、時折内野([[三塁手|サード]]、[[一塁手|ファースト]]が主だが時に[[二塁手|セカンド]])での起用。ただし、[[{{by|1983年]]}}はほぼサードでの起用。[[{{by|1984年]]~[[}} - 1985年]]はレフトを中心に時折サード・ファーストで出場。{{by|1988年}}前半はサードを主に時折ファーストでの起用であった。当時、ドジャースは[[スティーブ・ガービー]]ら「不動の内野陣」が順に移籍したりと、チーム編成の過渡期にあったため、ポジションを度々変えることとなった。
 
しかし[[1988年]]にはシーズン序盤に再び故障し約2か月欠場。ただしこの間もチームは勝ち続け、成績の割に有効打が少ないとみなされ、[[フェルナンド・バレンズエラ]]の故障で先発左腕投手の補強を急務とするチーム事情もあってシーズン中[[8月16日]]に[[ジョン・テューダー]]との[[トレード]]<ref>すでにトレード期間([[7月31日]]まで)は終了しており、[[ウェーバー公示|ウェーバー]]によるトレードであった。</ref>で[[セントルイス・カージナルス]]に移籍。この移籍に関しては、カージナルスが「四番・ファースト」を期待して前年オフに獲得した[[ボブ・ホーナー]]の不振及び故障が原因にある。このトレードはドジャースにとっては成功し、この年ワールド・チャンピオンとなった。移籍したゲレーロはすぐに四番に座り、ほぼファーストに固定された。翌[[{{by|1989年]]}}には全162試合に出場して打率.311。当時本拠地[[ブッシュ・スタジアム]]が広かったこともあって17本塁打に終わったが、117打点を記録。二塁打42はリーグ1位であった。この年、自身5度目のオールスターにも出場した。[[{{by|1990年]]}}年以後は欠場がちとなり、肩の故障で43試合の出場に終わった[[{{by|1992年]]}}を最後に現役を引退。
 
[[1980年代]]にメジャーリーグ各チームはラテン系、特にドミニカに人材を求めてスカウト網を巡らせることとなったが、その先駆けともいえる選手がゲレーロであった。
 
<references/>
 
==受賞歴・記録==
* [[シルバースラッガー賞]]([[1982年]])
* [[MLBオールスターゲーム|オールスター]] 5回([[1981年のMLBオールスターゲーム|1981年]]、[[1983年のMLBオールスターゲーム|1983年]]、[[1985年のMLBオールスターゲーム|1985年]]、[[1987年のMLBオールスターゲーム|1987年]]、[[1989年のMLBオールスターゲーム|1989年]])
* [[プレイヤー・オブ・ザ・マンス|月間MVP2MVP]] 2回([[1985年]][[6月]]、[[1989年]][[8月]])
* [[ワールドシリーズ]][[最優秀選手 (MLB)|MVP]] 1回([[1981年]])
 
==年度別打撃成績==
{|{{年度別打撃成績|リーグ=メジャーリーグベースボール}}
{| class="wikitable" style="text-align: right;"
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1978}}
![[年度|年<br />度]]!![[チーム|チ<br />丨<br />ム]]!![[試合|試<br />合]]!![[打数|打<br />数]]!![[得点|得<br />点]]!![[安打|安<br />打]]!![[二塁打|二<br />塁<br />打]]!![[三塁打|三<br />塁<br />打]]!![[本塁打|本<br />塁<br />打]]!![[打点|打<br />点]]!![[盗塁|盗<br />塁]]!![[盗塁死|盗<br />塁<br />死]]!![[四球|四<br />球]]!![[三振|三<br />振]]!![[打率|打<br />率]]!![[出塁率|出<br />塁<br />率]]!![[長打率|長<br />打<br />率]]!![[塁打|塁<br />打]]!![[犠打|犠<br />打]]!![[犠飛|犠<br />飛]]!![[故意四球|敬<br />遠]]!![[死球|死<br />球]]!![[併殺打|併<br />殺<br />打]]!![[OPS (野球)|O<br />P<br />S]]
|rowspan="11" style="text-align:center;"|[[ロサンゼルス・ドジャース|LAD]]
|5||8||8||3||5||0||1||0||7||1||0||0||0||0||0||0||0||0||0||.625||.625||.875||1.500
|-
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|-
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|-
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|-
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|-
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|-
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|rowspan="2" style="text-align: center;"|1987{{by2|1988}}
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|-
|rowspan="6" style="text-align: center;"|1988[[セントルイス・カージナルス|STL]]
|style="text-align: center;"44|※1|176|103|149|364|16||40||1047||141||25||1064||6530||42||10||460||594||.28621||.3677||.4182||15226||03||7.268||9.358||5.430||5||0.785787
|-style="background-color:#f2f2f2"
!style="text-align:center;"|'88計
|103||422||364||40||104||14||2||10||152||65||4||1||0||7||46||9||5||59||5||.286||.367||.418||.785
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1989}}
|style="text-align: center;"162|STL||162665||570||60||177||'''42'''||1||17||272||117||2||0||79||84||.311||.391||.477||272||0||'''12'''||79||13||4||84||17||0.311||.391||.477||.868
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1990}}
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|style="text-align: center;"115|STL||115472||427||41||116||12||1||8||154||70||4||2||370||467||.27237||.3262||.3611||15446||012||7.272||2.326||1.361||12||0.687
|-
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|style="text-align: center;"43|STL||43159||146||10||32||6||1||1||43||16||2||2||110||252||.21911||.2703||.2950||4325||04||2.219||3.270||0.295||4||0.565
|-
|style!colspan="text-align: center;2"|通算:15年
|style="text-align: center;"1536|15年||15366115||5392||730||1618||267||29||215||2588||898||97||47||6099||86273||.300609||.370115||.48032||2588862||9122||73.300||115.370||32||122.480||0.850
|}
* 各年度の'''太字'''はリーグ1位。最高
*※1=ロサンゼルス・ドジャース→セントルイス・カーディナルス
 
 
== 脚注 ==
{{reflist}}
 
== 外部リンク ==