「世襲君主制」の版間の差分

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男系継承とサリカ法典を混同している点削除
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例えば世襲君主制の君主が死ぬか退位した時、王位は通例王の子供、大体は長子が引き継ぐ。その子供が死んだ時は王冠は同じようにその子供へと、もし子供が居なければ姉妹、兄弟、姪、甥、従兄弟、その他の親族へ引き継がれる。ほとんどの世襲君主制では通例誰が次の君主となるのかをあらかじめ知らしめるために継承順序を決定する法律によって王位継承を定める。今日では世襲君主制におけるもっとも典型的な継承順序は長子相続権に基づいている、しかしシニオリティーや[[タニストリー]]、持ち回りなどの方式もありこれらは過去においては一般的な方式だった。
 
歴史的に見て継承方式には違いが存在し、主に定期的に繰り返された問題として王位継承が男子に限定されたのか、それとも女子も王位継承の適格者と見做すかがあった。男系継承は女性が王位を継承することも彼女の男性子孫に継承権を伝えることも許さない制度である([[サリカ法典]]等)。男系とは男性家系が途切れることなく維持された共通の祖先を持つ男性の親族である。現代の習慣においては明確に性別に関係なく年齢によって平等な相続権が与えられるにもかかわらず、女系継承は以前から男性と女性の両方に相続人となることを許し王位継承権やその他の相続権を与えていた。
 
[[選挙君主制]]は、例えば[[被選挙権]]がある1家族の人間のみに限られている場合(もしくはこれまで以上に、もし選挙で優先権の規則が認められているなら)事実上世襲君主制として機能しえた。このことは歴史的に見て通例ゆっくりと過去多くの選挙君主制において起こった。在位している国王にとっての1つの方法は彼の好きな後継者(息子や娘、兄弟姉妹や他の親族)を彼の存命中、つまり彼が選挙を、望んだ結果に導くための影響力を行使し続けられる間に選ぶことだ。