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正味売却価額とは売却市場での売価から売却経費等を減じたものである。売却市場において市場価格が観察できない場合は、合理的に算定された価額を、正味売却価額が再調達価額に歩調を合わせて動くと想定される場合には再調達価額を、代用しても良い。
 
なお、期末日(決算日)の正味売却価額が突発的な要因により異常な水準となっている場合のみ、期末付近の合理的な期間における正味売却価額の平均額を使用する。
帳簿価額の下落分は、無条件に、全額を当期の損失とする。
 
帳簿価額の下落分は、無条件に、全額を当期の損失とする。原則は売上原価だが、当該品の製造に不可避的に発生すると思われる損失は製造原価に、また、臨時の事象に起因し、かつ'''多額である'''ときは経常収支から外し特別損失とする。
 
評価について、洗替法と切放法のいずれを使用しても良い。そして、洗替法を使用したときのみ、帳簿価額が翌期以降上昇する可能性がある。ただし取得原価を越えることはない。