「グアダルーペカラカラ」の版間の差分

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|目 = [[タカ目]] [[w:Falconiformes|Falconiformes]]
|科 = [[ハヤブサ科]] [[w:Falconidae|Falconidae]]
|属 = ''[[:en:Caracara (genus)|Caracara]]''
|種 = '''ガダルーペカラカラ'''<br />''C. lutosus''
|学名 = ''Caracara lutosus''<br />Ridgway, [[1876年|1876]]
|シノニム = ''Polyborus lutosus''
|和名 = ガダルーペカラカラ<br />グアダルーペカラカラ
|英名 = [[:en:Guadalupe Caracara|Guadalupe Caracara]]
|status = EX
}}
 
'''ガダルーペカラカラ'''(学名:''Caracara lutosus'')は、[[タカ目]][[ハヤブサ科]]([[カンムリカラカラ|カンムリカラカラ属]]に分類する説もあり)に分類される鳥。'''グアダルーペカラカラ'''とも呼ばれる
 
'''グアダルーペカラカラ'''とも呼ばれる。ハヤブサ科としては大型で、地元では'''ガダルーペワシ'''と呼ばれていた。
 
== 分布 ==
[[バハ・カリフォルニア半島]]西方沖約300kmの[[グアダルーペ島]]だけに生息していたが、すでに[[絶滅]]した。ハヤブサ科としては大型で、地元では'''ガダルーペワシ'''と呼ばれていた。
 
== Sibley分類体系での位置 ==
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== 絶滅への過程 ==
1700年から島で[[ヤギ]]の[[放牧]]が始められると、子ヤギを襲う[[害鳥]]とされて(現生のカラカラの獲物には、子[[ヒツジ]]や子[[ワニ]]さえも含まれる。ガダルーペカラカラも実際に子ヤギを襲ったのかどうかは資料によって記述がわかれている)ガダルーペカラカラは[[毒]]や[[銃]]で駆除されるようになった。小さな島ではガダルーペカラカラを脅かす動物はそれまで存在せず、警戒心の薄いガダルーペカラカラはあっさり撃ち取られた。数が少なくなると[[博物館]]、鳥類学者、[[収集家]]などが標本を手に入れようとして奔走し、ますます減少に拍車がかかった([[オオウミガラス]]や[[ハシジロキツツキ|アメリカハシジロキツツキ]]と同じパターンである)。[[1897年]]には、1羽100ドルの値が付けられた。[[1900年]][[12月1日]]、11羽のガダルーペカラカラの群れが鳥類学者によって発見され、9羽が撃ち落とされ標本にされ、残りの2羽は逃げた。それ以降、ガダルーペカラカラを見たものは誰もおらず、1900年絶滅とされている。
 
== 外部リンク ==