「擬人化」の版間の差分

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[[画像:Philipp Veit 009.jpg|thumb|[[フィーリプ・ファイト]]の[[ゲルマニア (絵画)|ゲルマニア]]]]
 
'''擬人化'''(ぎじんか、[[英語|英]]:''Personification'' または ''personification anthropomorphism'')とは人間以外のものを人物として、人間の性質・特徴を与える[[比喩]]の方法である。(例えば熊が女の子と話したりする)これらの性質・特徴には感覚、感情、願望、身振り、表現力、言語能力などがある。この擬人化の歴史は非常に古く、[[古代ギリシャ]]の[[擬人法]](Prosopopoeia)にまで遡る。擬人法の例として「[[鉛筆]]が手から飛んだ」、「木が私の車の前の道に飛び跳ねた」、「凶悪なしかめっ面をして、暗雲が不満を怒鳴りつけた」など、擬人化は詩や他の芸術でも幅広く使われる。
 
無生物の擬人化は[[感情的虚偽]]と呼ばれる比喩によく似ている。それとの間の決定的な違いは前者がはっきりと直接的に無生物に生命を与えているのに対し、後者は漠然とした仄めかしなことである。もう一つ関連する修辞技法に[[頓呼法]]がある。象徴として擬人化されたもの、すなわちそこに登場しない人物に対して話しかける技法であり、これらの修辞は、あらゆる人間以外、特に動物や他の生き物を人間にする擬人化とは別々と理解できる。これらの修辞技法における動物や生き物は実際にはその言われている行動を行う事はできない。