「民族楽器」の版間の差分

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江口磐世☆ (会話 | 投稿記録)
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特定の民族との結びつきが弱く、多くの民族によって演奏されている楽器のほとんどは、[[西洋音楽]]で用いられる楽器であるから、それ以外の楽器が民族楽器に該当する。一般には、「[[クラシック音楽]]の楽器([[古楽器]]を含む)」「[[ジャズ]]の楽器」「[[電気楽器]]」「[[電子楽器]]」を除く、「世界各地の民族固有の[[伝統楽器]]」という意味で用いられる。また、日本では、[[日本音楽]]で用いられる楽器は民族音楽から除かれることも多い。
 
[[ヨーロッパ]]以外の地域では、伝統楽器に近代的・現代的な改良・変更が加えられたものも含まれる。例えば[[中国]]の「[[古筝]]」(Gu Zheng グージェン)・「[[琵琶]]」(Pipa ピーパ)は[[弦 (楽器)|弦]]や[[フレット]]を大幅に増加し、弦の材質および[[調弦]]機構にも現代的改良が施されているが、「民族楽器」に分類される。(厳密には、[[アイルランド]]等の[[ヨーロッパ]]諸国でも、同様の「改良」を行った「民族楽器」を用いている場合が多い。例:[[フィドル]]、[[ハープ|アイリッシュ・ハープ]]、[[バグパイプ]])
 
近年は「民族楽器」が[[ポピュラー音楽]]や[[現代音楽]]に用いられることも多いが、その場合も「民族楽器」であることに変わりはない。