「サッカーのフィールド」の版間の差分
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[[サッカー]]における'''フィールド'''(''Football field''若しくは''Football pitch'')は、サッカーにおいて試合を行うために設けられる競技の場である。
規定には[[メートル法]]に基づいた長さ、大きさの表記以外に、[[ヤード・ポンド法]]に基づいた長さ、大きさの表記が併記されている。以下で登場する1[[ヤード]](yd)は凡そ0.9144mに相当する。
== ルール上の規定 ==
=== フィールドの大きさ ===
タッチラインはゴールラインより長くなければならない。
* 長さ(タッチラインの長さ)
*: 最小
*: 最大
* 幅(ゴールラインの長さ)
*: 最小
*: 最大
ただし国際大会では以下の通りとする。
* 長さ
*: 最小
*: 最大
* 幅
*: 最小
*: 最大
=== マーキング ===
* フィールドはラインによってマーキングされる。
* このマーキングされたラインの長い方を'''タッチライン'''、短い方を'''ゴールライン'''とする。
* ラインの太さは12cm(5インチ)を越えてはならない。
* ライン上のボールはフィールドの内側に入っているものとして扱われる。
* フィールドを'''ハーフウェーライン'''('''センターライン''')で半分に分ける。
* ハーフウェーラインの中央に'''センターマーク'''を置き、これを中心点として半径9.15m(10yds)の'''センターサークル'''を設定する。
=== ゴールエリア ===
ゴールエリアをフィールドの両サイドに設置する。
ゴールライン上にゴールポストの内側から両端、5.5m(6yds)の所にポイントを設置する。この2つポイントからゴールラインに対して直角な5.5m(6yds)の長さの直線を引く。この直線の先端同士をゴールラインに平行になるように直線で結ぶ。これによって区画されたエリアが'''ゴールエリア'''となる。
=== ペナルティーエリア ===
ペナルティーエリアをフィールドの両サイドに設置する。
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それぞれのペナルティーマークを中心とする半径9.15m(10yds)の孤をペナルティーエリアの外に設定する。これが'''ペナルティーアーク'''である。
=== フラッグポスト ===
各コーナーには旗の付いた先の尖っていない、1.5m(5ft)以上の高さを持ったフラッグポストを設置する。
=== コーナーアーク ===
各コーナーのフラッグポストから、半径1m(1yd)の四分の一円弧をフィールド内に設定する。これが'''コーナーアーク'''である。
=== ゴール ===
ゴールは2本の直立した'''ポスト'''と、その頂点を結ぶ水平な'''クロスバー'''からなる。2本のポストとこれに最も近いフラッグポストの間の距離は等距離とする。2本のポストの間隔は7.32m(8yds)とし、クロスバーと地面の間隔は2.44m(8ft)とする。
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ゴールは'''グラウンドに確実に固定していなければならない'''。
=== その他決定事項 ===
[[国際サッカー連盟|FIFA]]によって、[[FIFAワールドカップ]]、[[サッカー競技 (夏季オリンピック)|オリンピックにおけるサッカー競技]]、[[FIFAワールドユース]]などの世界選手権大会でのフィールドの大きさは、105m×68mと規定されている。
これを受けて、各国協会下で行われるトップリーグ、国際大会等でのフィールドの大きさはこれと同等のサイズのものを採用する場合が多い。日本サッカー協会でも、日本国内における国際大会、[[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]]、[[国民体育大会]]等ではフィールドの大きさを105m×68mと規定している。
== テクニカルエリア ==
フィールド外になるが、[[国際サッカー評議会]]の決定により、これ以外にテクニカルエリアが設定されている。
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このエリアはチームスタッフ、特に監督が指示を出すために設定されるエリアであり、指示を出した後は、速やかに元の位置に戻らなければならない。試合中、チームスタッフは基本的にこのエリアの中にとどまっていなければならない。
== 各ラインの持つ意味 ==
=== タッチライン ===
タッチラインからボールが出た場合には、相手チームの[[スローイン (サッカー)|スローイン]]によって試合が再開される。
=== ゴールライン ===
ゴールラインからボールが出た場合は、以下の方法で試合が再開される。
* 相手陣内のゴールラインの外にボールを出した場合
*: 相手チームの[[ゴールキック]]によって試合が再開される。
* 自陣内のゴールラインの外にボールを出した場合
*: 相手チームの[[コーナーキック]]によって試合が再開される。
=== センターマークとセンターサークル ===
センターサークルはキックオフを行う際にボールが設置される。キックオフを行う時、キックオフを行わないチームの選手はセンターサークルの中にはいってはならない。逆に言えば、センターサークルの中に相手選手が入っている場合キックオフを行うことが出来ない。こうした行為は遅延行為により警告([[イエローカード]])の対象となる。
=== ペナルティーエリア ===
このエリア内でのみ、ゴールキーパーは手でボールを扱う事が許される。又、守備側が直接フリーキックに相当する反則を犯した場合、[[ペナルティーキック]]が与えられる。
=== ペナルティーマーク ===
ペナルティーキックを行う際にボールを設置する。
=== ペナルティーアーク ===
ペナルティーキックを行う際、ペナルティーキックを蹴る選手と、守備側のゴールキーパー以外は、ペナルティーキックが蹴られる瞬間までペナルティーアーク、及びペナルティーエリアで区画されたエリアの内側に入る事は出来ない。なおペナルティーエリアに隣接してはいるが、ペナルティーアーク内ではゴールキーパーもボールを手で扱うことは出来ない。
=== コーナーアーク ===
[[コーナーキック]]を行う際にこのアーク内にボールを設置する。
== 外部リンク ==
* [http://www.jfa.or.jp/match/rules/ 日本サッカー協会「サッカー競技規則」第
* [http://www.fifa.com/en/laws/Laws1_01.htm FIFA Law of the game - Law 1 - The Field of Play]
[[Category:サッカーのルール|ふいると]]
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