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[[File:Perry_drydocked.jpg|thumb|250px|乾ドックに入ったペリー級フリゲート。艦首のSQS-56ソナー・ドームが見える。]]
'''AN/SQS-56'''は、アメリカの[[レイセオン]]社が開発した[[フリゲート]]用[[ソナー]]。のちに'''DE-1160'''として輸出にも供された。
== 概要 ==
SQS-56は、1970年代、[[アメリカ海軍]]が開発していた新しいパトロール・フリゲートに搭載されるものとして開発開始された。このパトロール・フリゲートは、のちに[[オリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲート]]として結実するもので、従来運用されてきた[[護衛駆逐艦]]が個艦での対潜戦闘能力を重視していたのに対して、[[戦術曳航ソナー]]と組み合わせた[[LAMPS]]ヘリコプターに重きを置くものとされて
SQS-56はその要求を十分に満たすものであり、SQS-26/53にかわってSQS-56を搭載したことによって、FFG-7級は、おそらく600トンの排水量削減を実現したものと考えられている。しかしその一方で、探知距離については妥協せざるを得ず、直視経路（direct path）での探知距離は、おそらく8 km程度であろうと推測されている。オリジナルのSQS-56は船底装備とされ、アクティブ/パッシブの両用で出力は36 kW、5.6 kHz, 7.5 kHz, 8.4 kHzの周波数を使用でき、帯域幅は400 Hz、パルス繰返し周波数（PRF）は5～2.180 Hz、ビーム幅は10度であった。また、SQS-56には5つの処理装置と1つのコンソールが付属している。
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; アメリカ海軍
: [[オリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲート]]
; [[オーストラリア海軍]]
: [[アデレード級フリゲート]]
; [[バーレーン海軍]]
: オリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲート
; [[エジプト海軍]]
: オリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲート
; [[ポ
: オリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲート
;
: [[成功級フリゲート]]
; [[スペイン海軍]]
: [[サンタ・マリア級フリゲート]]
; [[トルコ海軍]]
: オリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲート
=== DE-1160シリーズ ===
; [[イタリア海軍]]
: [[マエストラーレ級フリゲート]] (DE-1164)
: [[デ・ラ・ペンネ級駆逐艦]] (DE-1164LF)
: [[ジュゼッペ・ガリバルディ (空母)|ジュゼッペ・ガリバルディ]] (DE-1160LF)
; [[ギリシャ海軍]]
: [[イドラ級フリゲート]] ([[:en:Hydra class frigate|Hydra class frigate]]; [[MEKO型フリゲート|MEKO-200 HN型フリゲート]]; DE-1160BおよびDE-1163)
; [[サウジアラビア海軍]]
: バドル級コルベット ([[:en:Badr class corvette|Badr class corvette]]; DE-1164)
;
: [[バレアレス級フリゲート]] (DE-1160LF)
: [[アルバロ・デ・バサン級フリゲート]] (DE-1160LF)
; [[中国人民解放軍海軍]]
: [[旅滬型駆逐艦]] (DE-1164; DE-1163も保有の可能性)
;
: [[ヤウズ級フリゲート]] ([[MEKO型フリゲート|MEKO-200 TN型フリゲート]]; DE-1160)
: [[バルバロス級フリゲート]] ([[MEKO型フリゲート|MEKO-200 TN II-A型フリゲート]]; DE-1160)
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